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#994 / 2016.03.28

塗に由らざる所あり

孫子の兵法に「塗(みち)に由らざる所あり。軍に撃たざる所あり。城に攻めざる所あり。地に従わざる所あり。君命に受けざる所あり。」なる一節があります。
現代風に言えば、「進んではいけない道、撃ってはならない敵軍、攻めてはいけない城、争奪してはいけない場所、そして従わないほうがいい君命がある」となります。

行動する際には、むやみに突っ込んだり大正義と疑わない指針に盲従しないということです。
それがトラブルを回避する最善の策です。

どんなときでも目的地は決まっていますが、いつ何時トラブルやハプニングは起こるかわかりません。
これは運転だけでなく、仕事や人生すべてに置き換えられる話です。

そういうときは、常に現場の判断で最善の選択をとるしかありません。
逆に言えば、現場でなければ的確な判断がつきません。

そこでいろいろ言ってくる人はいます。
しかし「これだけの利益が発生(これだけの損失を回避)できると考えました。だから現場判断で動きました。」と説明できれば、それでいいのです。

進み方や環境に不満を言っても解決しないのです。
どうあれ最終的に目的に到達すればいい、くらいの考えで進まなければ目的は達成できないのです。

大局的に道筋が引かれていても、局所的にどうにかしなければいけないのが現場です。

緊急時には現場を重視しよう。

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