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#993 / 2016.03.20

悠悠任去來

「悠々去来に任せる」という言葉があります。
周りに流されずゆったり生きる、という意味です。

目を閉じて「運転」のイメージを考えてみたときに、私は高速道を速く突っ走る様子やワインディングをリズミカルに駆け抜けていくイメージが真っ先に浮かびました。
確かに速さや気持ちよさを求めると、楽しく充実感を感じます。

しかし少し考えて、それはつまらないとも感じたのです。
旅行もそうですが、過程を楽しまず目的地に着くことが目的になってはとてもつまらないです。

ゆっくりだからこそ、見える景色があります。

場合によっては、クルマを降りて歩かなければ見えない景色もあります。
行く先々で会う人、見たこと、聞いたこと、味わったこと、触れたこと。
自分の足で一歩ずつ進み、そこから見える景色に感激したり歩いてきた行程に思いをはせることは、全力で移動しているときにはできないことです。

速くとか軽快に動くことは否定しません。
ただ、それらとは楽しむ質が異なるということです。

ゆっくりでもいいのです。

遅いといわれても気にすることはありません。
着実に一歩ずつ進むということは、瞬間ごとを大切に生きているということです。

周りに流されずゆったり走ろう。

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