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#991 / 2016.03.07

而今

「この瞬間」は二度と戻ってきません。
このことを禅の言葉で「而今(にこん)」と呼びます。

生きているのは常に「今」という一瞬であって他にはない。
この瞬間を大切に生きましょう、ということを意味しています。

東日本大震災から5年経とうとしている今、メディアではあの日の記録や防災特集が報じられています。
また原発事故避難者のなかには前を見据えて進んでいる人もいれば、一方でいまだに「被災者様感覚」の輩もいます。

確かに戒めや後世に残す記録としては大切ではありますが、過去にとらわれてばかりいるのはいけません。

一生懸命に「この瞬間」を生きていくことでしか、未来につながりません。
二度と来ない今を生き切ることこそが大切で、過去の失敗を悔やんだり過去の苦しみに縛られたり、あるいは過去の栄光にしがみつくことは非常に愚かしいことです。

これは未来にも同じことが言えます。
明日のことをどんなに心配してみたところで、勝手に妄想した曖昧なものしか見えてこないのです。
明日にならなければ明日どうなっているかはわからないことであり、それを今ジタバタしてみたところで何になるというのでしょうか。

過去を知り未来を予測することは大切ですが、行動を起こすのは常に今なのです。

今できることを徹底的に行ないましょう。
もっと言えば、脇見せず今に集中して徹することです。
そうすれば、ブレる事はありません。

その積み重ねが、あなたの人生となるのです。

「今」を走ろう。

追記(2016.03.07記)

もしクルマを運転中に地震が発生したら?
1.道路左側にクルマを停止させる
2.揺れがおさまるまで車内で待機する
3.クルマをそのまま駐車して避難する
参考 JAF

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