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#99 / 2001.11.06

ネットワーク社会

魔法瓶メーカーが老人の安否確認方法を研究しました。
ポットです。
老人はポットをよく使います。
毎日使っていれば、少なくとも無事、家にいることだけは分かります。
お湯を注いだり、各種スイッチを押すことで、信号が子供に送られるのです。
その使い方で、遠く離れた子供夫婦に元気かどうか知らせます。
ネットワーク化が加速することで情報が瞬時に送られます。

いずれ、すべての家電がネットワークで繋がれます。
家電だけでなくクルマも、1つのネットワーク端末となりそうです。

例えば運転中に急な疾患にかかる、クルマが盗難にあう、鍵をはずされる。
こんなとき、救急機関や警察に自動通報してくれるネットワークです。

このようにひと昔前では考えられなかった、クルマとネットワークの関係ができてきています。

今、まさに時代は進化しています。
旧来の考えや、伝統という言葉で凝り固まっていると、絶対身動き取れません。

自分とは相容れないと思っていた存在が、突然、卑近な存在になったりします。
人間関係で言えば、「昨日の敵は今日の友」です。

新しい出会い。
その時に、自分の真価が問われます。
己の醜さが、全部さらけ出されます。

一番怖いのが、呑んだ帰りです。
気分が昂ぶっているから、自分の携帯が騒がしくても、相手に馴れ馴れしくても気がつきません。

呑んでいなくても、注意が必要です。
先日、遠地に出張に行ったとき、同行した人がクルマの中でこうおっしゃっていました。
「あの人ポストについてから、全然動かなくなっちゃったよな。ただでさえダメなのに」
車内は私と2人きりでしたが、やはり他人の悪口はよろしくありません。
陰で自分のことも悪く言われているのではと、マイナスイメージをもたれてしまうからです。

ネットワークは便利です。
人と人が瞬時に繋がります。
私も、いろいろなクルマ好きの方にお会いできるようになりました。
その時、強く感じました。
「自分の未熟さが、痛い」。
だからこそ、己を高めようと気づきました。

これからのネットワーク社会は、むしろ、これまで以上に人間社会になります。

新しい出会いを探そう。

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