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#972 / 2015.10.26

迷わないドライブ

同じ市内でも知らない道を走るときは迷うものです。
いくらカーナビがあってもナビの地図が古いままとか、細かすぎる道でカーナビに表示されないなんてことはよくあることです。

人間はなぜ迷うのかと考えたとき、自分の認識している空間内がごっちゃになっているから迷うのです。
今自分が市内のどこにいて、どちら方向を向いているのかがわからないから、迷うと感じるのです。
もっと言えば、全体が見えずに途中たどった交差点や建物の景色がバラバラのパーツで覚えているのです。

実はこの問題は迷子だけでなく片づけられない人にも共通する問題なのです。
どちらも全体の空間内で自分やものがどこに位置づけされているか分からないから起きているのです。

すなわち空間を制すれば、迷いません。

迷う人がやることは3つ。
所在地を明らかにすること、場所を集中させること、そして空間内をきれいに保つことです。

まず、所在地を明らかにすると言うことは、ナビで言えばきちんと住所を確認すると言うことです。
○○市△△町だけでは全然足りなくて、きちんと番地まで確認しておくことがまず大事です。
その上で、事前に住所検索をしておくのです。
田舎だと番地なしの場所もありますから、インターネット上の地図で公開されている航空写真も併用して、確実にこの地点だというのを突き止めておく必要があります。

現地で確認すればいいという人もいますが、往々にして現地ではネットが繋がらないとか田舎過ぎて誰も歩いていないなど頼る術はあてにならないものばかりです。
その場で何とかしようとするとひどく面倒で大変なのです。
どうせかかる面倒なら、最初に潰しておいたほうが利口というものです。

面倒がらずに最初に手間暇をかけることが、迷わないためにやることの1番目です。

次に場所を集中させるということ。
簡単に言えば、ものを2カ所以上に分散させないということです。

意外と忘れがちなもので、整理しているつもりでも例えば文房具や消耗品のストックなどはあちこちに点在させてしまったりするものです。
すると、置き場所が見つからなくて余計に買い足してしまうなんてこともありえます。
私などは長形4号(長4)封筒や単3電池をムダに補充しまくったりと、もったいないことをしてしまいました。
結局、置き場所が点在していて現在の在庫量がわからないから、確認もできないしムダに購入してしまうのです。

物の置き場所は1カ所に集めることです。
同様に写真とか音楽とかデジタルデータは、少なくともバックアップとしてクラウドや外付けハードディスクなど確実にアクセスできる1箇所は欲しいところです。

最後は、空間内をきれいに保つこと。
いくら自分にとって所在地が分かる一箇所にまとめたところで、空間内がゴミ屋敷では探しようがないのです。

きれいにするコツは、過去と決別することです。
つまり今の自分にとって不要なものは捨てることです。
空間である以上、広さは有限なのですから、不要な物は捨て空間をきれいに保つことが大事です。

面倒かもしれませんが、きれいにしておくことでストレス軽減にも繋がります。
例えばぞうきんで拭くような反復動作をひたすら続けていると、気分を調整するセロトニンが増えますので、脳内が鎮静化するといわれています。
また、清潔を保つことで満足感や達成感が得られ前向きな気分になります。
一種の精神安定剤代わりと言ってもよいかもしれません。

以上のように、空間を制することは迷わないための有効な手法です。
運転で迷わなくなるだけでなく、探し物がなくなるとか煩わしさから解放されるといった効果もあります。

年末までおよそ2ヶ月近くとなりましたが、年内の掃除を12月終盤に一気に行なうことは大変です。
今から少しずつ空間を制していきましょう。

空間を制しよう。

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