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#966 / 2015.09.14

地図にない道

地図には案外載っていない道が多いものです。

地図に道が記載されていないというのは、載せるほど重要ではない道か完成したばかりで未記載であることが多いです。
安い地図だと主要地方道くらいしか記載されておらず、遠方を旅行するなら最低でも昭文社の県別マップルくらいの精度が欲しいところです。
それでも登山道となるとたいていの山道は記載されず、国土地理院の地理院地図(ウォッ地図)に頼ったりしますが、そもそも山岳地帯ではネットが通じないことが多いので事前の下調べが必須となります。
本当に情報が欲しいときほど、現場では情報に届かないものです。

地図の話に戻りますが、いずれにしても一枚の地図がすべての道や情報を網羅しているわけではない、と言うことです。

人生も同じようなものかもしれません。
進むべき道が描かれていなかったり、描かれていてもひどい獣道だとか勾配がきつすぎるとか街灯が一つもないとか、ただ地図を見ただけではちょっとわからないような行程でも、現場に来るとそのギャップに驚かされたりします。
現状が想像より良ければ良いのですが、印象に残るのはたいてい悪い道です。

人生は予想できないことがしばしばあるのです。

だから自分の地図を持ちましょう。
いまどこにいて、どこへ向かっていきたいのか。
金額や距離に釣られてムダに苦難の道を選んでいないか、目的地に遠ざかっていないか、遠回りしてでも行かなければいけない場所があるのか。

その地図はネットや書店では売っていません。
自分の心にしかありません。
もっと言えば、自分がどんな道を選びたいか、どんな場所に行きたいかをじっくり自問しなければ現れないでしょう。

時間がかかっても良いです。
自分の地図を作り上げましょう。

オリジナルの地図を描こう。

追記(2015.09.14記)

地図も何も持たずに徒手空拳で生きて行くのも良いのですが、ピンチは招かなくても向こうからやってきたりするものです。
人間は弱い生き物ですから、いざという時、何もできなくなります。
そんな時は素直に助けを請うのも一つですが、いざという時に優先的に助けてもらえるのは普段から周りを助けている人です。
何もせずピンチの時に助けてもらうだけなんて、虫が良すぎるでしょう?

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