トップ > コラム > コラム No.96
 
トップ > コラム > コラム No.96

#96 / 2001.10.30

熱いコーンスープ

つい先日、こんな訴訟がありました。
とあるファミリーレストランが、ひとりの母親に訴えられました。
その内容は、こういったものでした。

「コーンスープが熱いからウチの子がやけどした。
熱いってメニューに書かなかったレストランが悪い」

笑えました。
とっても笑えました。
なにを屁理屈こねているんでしょうか。
そこまでして笑わせてもらって、申し訳ないくらいです。

飲食店で給仕されたコーンスープは、たいてい熱いものです。
ぬるいコーンスープを出されて嬉しいわけはありません。
熱かったら冷ませばいいのです。
いちいち騒ぐ必要性が分かりません。

結局、レストラン側が、メニューに注意を促すメッセージを記して和解となりました。
これでこの母親は、自分の異常性を正当化させてしまいました。
馬鹿馬鹿しいヒステリックさに気づくチャンスを、この女性は失ったのです。

言わなくても分かるでしょうということが、最近多いです。
バスの車内にこんな張り紙がありました。
かわいらしいネコとイヌのイラストです。

「車内ではダメ!!電話をかけない 食べない」

親が教えるべきところを、バス会社がいちいち教えなければいけないとは、バス会社も気の毒です。

早くから教えられていないと、後々、直しようがなくなります。
これはシートベルトと同じです。

シートベルト着用は、名目上では義務です。
でも義務だからつけるのではありません。
自分を守る為に着用するのです。

衝突安全のCMをみると、ダミー人形ですらベルトを着用しています。
エアバッグが膨らんで車内は安全といったことをアピールしています。
でもベルトを着けていなかったら、おそらく車外に吹っ飛ばされているでしょう。
車内にいなければ、安全ではありません。

もちろん着けたベルトが、緩かったりねじれていてもいけません。
ピンと張って、はじめてシートベルトになります。

だからシートベルトは……とそこまで言わなくてもわかるでしょう。
親や教習所から習っているのですから、いちいち私が言わなくてもいいのです。

シートベルトを着けて、大事な命を守ろう。

言われなくても考えてみよう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

サイト内リンク