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#957 / 2015.07.12

自分との対話時間

一人で運転することが多い場合、運転中の大半は自分との対話時間だったりします。
そして対話時間になるときは、だいたい楽しくない思いをした日だったりするものです。

生きている以上、その日の出来事によって楽しい日もあれば面白くない日もあります。
誰しも人間ですから、同じ出来事を経験しても、それをストレスと感じる人もいれば何も感じない人もいます。

ストレスと感じるときは自戒や嫉妬、恨み、諦め、不安など複雑な感情が渦巻いて、ひどいときにはその感情が増幅して自分や他人を狙い始めるのです。

しかし自分と対話することで、なぜストレスが発生したのかを冷静に見つめ直すこともできます。
すると、過度に自戒したり、恨んだりする手前で踏みとどまれるのです。

それでも踏みとどまらないことは多々あります。
そんな時には快方に向かうための魔法の言葉があります。

「今までよく頑張ってきたね」
「無理させてごめんね」
「ありがとう、自分」

その日をなんとか切り抜けて運転席に戻ってきた自分をねぎらうことです。

当たり前すぎて気がつきませんが、よくよく考えてみれば、人間は生きているだけですごく幸運で充分なのです。
大きな哀しみや失敗は、いずれ時間が解決します。

あとは、自分に優しく「何でも話していいよ」「それで?」「それから?」と問いかけ、黙ってうなずいてあげるだけで充分です。
そこに助言や武勇伝はいりません。
自分こそが最高の味方なのですから、話し手のあなたをすべて受け入れる気持ちでうなずいて聴けばいいのです。

焦燥しているときほど何かをしなければならないと錯覚しがちですが、本当の打開策は闇雲に動かず冷静に自分を見つめる「自分との対話時間」に宛てることです。

義理を通すとか世間体とかそういった体裁を取り繕った行動は、自分の本音と異なるから必ず失敗に終わります。
自分の本音を最優先にすべきとき、それがまさに今なのです。

窮地は誰にでも起こりえます。
それを脱するおまじないは「本音に耳を傾けよう」です。

本音に耳を傾けよう。

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