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#95 / 2001.10.30

過給器&自然吸気

クルマの言葉で、「ターボ」はよく知られています。
速い、強いといったイメージがもたれています。
では、ターボって何でしょう。

ターボとは過給器のことです。
ターボチャージャーを縮めた言葉です。欧州ではコンプレッサーと呼ばれます。
ちなみにターボなしをNAエンジン(Natural Aspiration)と呼びます。

こういったエンジンをパワーアップする装置は他にスーパーチャージャー(以下SC)があります。
映画や漫画ではニトロ(NOS)なんてのもありますが、現実的ではないので置いておきます。

ターボやSCは、空気を圧縮してエンジン内部に送り込みます。
手っ取り早くわければ、空気圧縮に排気を利用するか、エンジンの回る力を使うかの違いです。
排気派がターボで、回転力派がSCです。
いずれにせよ、NA以上の空気を送り込めます。

ただ、それだけでは燃えないので、ついでに燃料も噴きかけます。
燃費が悪化するのは、これが原因です。
そのかわりNA以上の力強さが得られるので、スポーツカーや高級車に多く採用されています。

では、NA車の魅力はなんでしょうか。
エンジンがきれいにふけあがることが、魅力です。
言ってみれば「NAは1次曲線、ターボは2次曲線」です。
NAは踏むだけ加速、ターボは徐々に加速度が上がります。
つまりNA車は踏んだ分だけエンジンが応答するので、非常に走りやすく楽しいです。
ホンダ・S2000、トヨタ・MR-S、それからマツダ・ロードスター。
こういったオープンカーには、NAエンジンがぴったりでしょう。

なかには市販車ながら、カリカリにチューンしたNAエンジンもあります。
例えば、ホンダVTECエンジン、三菱MIVECエンジンなど。
ターボだけが速いとは限りません。

極論を言えば、走る楽しさを求めるならNAエンジン。
パワーを求めるならターボやSC、ということになります。
もちろん高出力NAや、走って楽しいターボもあります。

ターボだからどうだ、NAだからどうだといった議論は、まったく意味がありません。

エンジンを選ぼう。

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