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#938 / 2015.03.01

サクサクスピード

新幹線や高速道路が数多く整備されて、速く訪れることが可能な場所が増えました。
インターネットでは光回線が普及し、速いことが当たり前な時代が訪れました。

私は懐古主義者ではないので、ゆっくり丁寧であることがすべてにおいて美徳だとは思いません。
むしろ、巧遅より拙速さが求められる楽な時代が来たと感じています。

巧遅を求めると次に進めないのです。
デザインや設計などにありがちな作り込みは得てして自己満足に陥りがちで、クオリティが高ければ納期は多少遅れても構わないと開き直る人もいたりします。

いくらクオリティが高くても遅刻は遅刻です。
人間は待たせることは鈍感でも待たされることに敏感な生き物です。
だからこそ、待たせてしまうと自分が思う以上に相手により悪い印象をあたえてしまいます。

幸い便利な時代になった物で、最初に挙げたような速さをサポートしてくれるインフラが整ってきたことは私だけでなくたくさんの人に恩恵があることだと思います。
しかし、それをうまく活用したいなら相応の考え方で臨まなければなりません。
運転で例えれば、一般道の平均40km/hでは問題なく走れるから高速道路の平均80km/h超に慣れなくても良いよね、というわけではないのです。

いってみればハード面が高速仕様になってきたのです。
そうなるとソフト面でも高速仕様にあわせないと追いつきません。

もっといえば、遅くても丁寧でよいというだけでは時代についていけないと思うのです。

なにも運転に限ったことではありません。
整理術や収納術にこだわりすぎて結局その日にかたづけられなかった、なんて記憶はありませんか?
細部の見栄えにこだわりすぎて全体がちぐはぐなものを作り上げてしまったことはありませんか?

確かに細かい部分は大事にするべきで、なおざりにして良いものではありません。
かといって大事にしすぎていつまでたっても未完成、では本末転倒です。

完璧主義をやめよう。

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