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#929 / 2014.12.29

K1Box整理術

2014年、今年もたくさんの災害が起こりました。
2月に発生した全国的な豪雪、8月には広島市で土砂災害、そして9月には御嶽山が噴火しました。
3年前の東日本大震災のときもそうでしたが、災害は予期しないときこそ注意しなければいけません。

さて、こうした災害時にしなければいけないのは避難です。
もしもあなたの居住地域に避難指示が発令された場合、すぐに大事な荷物を積んで逃げることができますか?

例えば、避難時にクルマに大事な荷物を詰め込んで移動しなければならなくなった場合を考えてみます。
使用車種は軽のワンボックス車。
なぜ軽のワンボックスかと言えば、東日本大震災時に軽自動車が重宝した私の経験からです。
小回りがきき、首都圏でのガソリン買い占めの余波を受けた慢性的なガソリン不足を乗り切れる低燃費性、さらに地方では車庫証明不要の自治体もあったりして、入手が容易だったことから軽自動車です。
軽ワンボックスはそのなかでも最大容量クラス、という想定です。
参考までにスズキ・エブリィでいえば、ダンボール66箱相当が積める容量です。

結構な容量がありますが、早く出発しなければ命はありません。

そう考えるとすぐに大事な荷物を取り出さなければいけないのですが、そういうときほど大事なものは見つからないものです。
ですから、普段から大事なものとそうでないものを分けておく必要があります。

そもそも大事なものとは何なのでしょう。
おそらくその問いの正解はなく個々人で千差万別なのですが、私の場合だと家族や思い出が大事なものです。
家族自身は最優先で守るべきもので、アルバム等の思い出品は大量すぎて置き場に困るくらいの余程のことが無い限りはきちんとわけて置いておきます。
それ以外はお金で買えるものですから無くしてもなんとかなるものであり、極論を言えば不要品として処分してかまいません。
先ほどの軽ワンボックス車でいえば、私の大事な家族全員とダンボール数箱相当の荷物さえ積んでしまえばそれで充分です。

とはいえ、断捨離よろしく何でもかんでも捨ててしまえでは後悔してしまいます。
私の場合、その判断はいたってシンプルで「使うか使わないか」のみです。
今、使っていないものや過去1年間使わなかったものは未来永劫使わないので、安心して処分します。

よく「使えそうだから残す」という誘惑にかられますが、それで使った試しはないのです。
もしあったとしてもそれは万に1つの話であり、万に9999の無いもののために押入れを圧迫する意味などありません。
本当に「使えそう」なものなら、そもそも押入れの奥底に眠らせているほうがおかしいのです。
しまっていて不便でなかったのですから、ずっとしまわれていたのに使えそうなものであっても処分します。

こうして整理していくと正直な話、1日2日では終わらないのです。
むしろ1ヶ月間の休日すべてを整理作業に当て込むくらいの大仕事になります。

でも一度整理すると思い立ったのだから、あなたの人生で本当に本当に必要なものかを1つずつ自問して判断して欲しいのです。
それで判断に迷ったら捨てるのです。
そうしないと物まみれになって、あなたが本当に大事にすべきものは見えてきません。

大事なのは執着を捨てることです。
おそらく、年末年始にあわせて大掃除されている方も多いと思いますが、きっと捨てるか残すかの判断が一番大変で時間のかかる作業です。
それは大掃除のつらさというより、あなた自身の執着との闘いです。
今年最後の荒行ですが、それを乗り越えればきっと執着に囚われることはなくなるでしょう。

執着を置いていこう。

追記(2014.12.29記)

ものは2カ所以上に分散させない。
置き場所は1カ所に集める。
写真とか音楽とか文書はPCにデジタルデータで取り込んでおく。

大掃除が終わって振り返ってみれば、できているようでできていませんでした。
執着というより置き方が不味かったのか。
いずれにせよ「持たない」が最強なのでしょうね。

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