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#923 / 2014.11.16

混乱時代

大震災から月日が流れ、多くの人は大震災の記憶が薄れてきました。

ここ20年間を振り返ってみると、阪神淡路大震災(1995年)、北海道十勝沖地震(2003年)、岩手宮城内陸地震(2006年)、新潟中越沖地震(2007年)、そして東日本大震災(2011年)と5つの巨大地震が起こりました。

もう復興が終わったかのような状況ですが、津波被害のひどかった太平洋沿岸部ではいまだに更地の場所が多く残っています。
美空ひばりさんの「塩屋崎」のモチーフとなった福島県いわき市平薄磯地区に昨日寄ってみましたが、東日本大震災から3年8ヶ月以上経った今でも岸壁や道路は工事中でした。
また8.5mもの津波を受け被災した同地区の豊間中学校は、震災当時のまま現在も残っていました。

現代の技術で各方面の防災対策は進んでいることと思いますが、それでも地震や噴火など災害予知は難しいもののようです。
忘れた頃にやってくるのが災害ですから、普段から災害に備えておくことはとても大事です。

各個人の災害対策で考えたとき、東日本大震災の経験から人や物資を運ぶ道具としてクルマは有用だと痛感しました。
それも特に軽トラや軽バンといった軽自動車が便利です。
頑丈で小回りがきき、かつ低燃費。
地域によっては車庫証明が不要なので、災害直後の混乱期でも求めやすいのが軽自動車です。

ただしクルマはすべてそうですが、渋滞に巻き込まれるので災害直後の避難には向いていません。
そこを差し引いても、災害時はおしゃれとかかわいいとか格好いいとかそうした見た目の善し悪しなんかはどうでも良くなるのです。

いざというときは純粋に実用性かどうかがそのクルマの価値になるものです。

緊急時を常に想定しておくことは、クルマだけでなくて私達個人にも言えることです。
確かに見た目は好印象を持たれるかどうかの重要な判断材料で、わざわざ見た目を悪くすることはないのです。
しかし緊急時に必要なのは、必要な物資がすぐ手に入ったり安全に生き延びられたりすることです。

見た目が良いものを欲するのは人情ですが、緊急時に使えないものを選んでは意味がありません。

見た目にこだわりすぎて、使えないものばかり集めていませんか?
せっかく実用性のあるものばかり集めたのに、整理整頓していなくてすぐに使えないなんてことはありませんか?

幸いにも年末の大掃除まで時間があります。
「使えるかどうか」で少しずつ掃除してはいかがでしょうか?

実用性にこだわろう。

追記(2014.11.16記)

「使えるか」どうかより「これから自分が使うか否か」で分けるのが整理術でしょうね。
「まだ使えるかも」と残すものほど結局使わないのですから、思い切って捨ててしまいましょう。

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