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#919 / 2014.10.20

非ドル箱路線

ドル箱路線とは、需要があり収益性の高い路線を指す言葉です。

鉄道でいえば東海道新幹線や山陽新幹線。
とくに東海道新幹線の収益は、JR東海全収益の実に8割以上を占めているというから驚きです。
高速道路でいうと東名、名神、中央、東北、九州といったいわば日本の大動脈が該当します。

ではそれ以外の路線はどうなのでしょうか?
収益面で考えれば不採算路線はどうにかしなければいけません。
かといって切り捨てて良いというものでもないでしょう。

私が住んでいるような地方では、市町村の面積に対して大きな医療機関が極端に少なかったりします。
農村部であれば到着までに救急車でも30分や1時間かかるなんてことはザラです。
1分1秒を争う事態に患者を早く医療機関に送り届けられるメリットを考えれば、不採算路線もあながち悪とは言えず、むしろ地域の将来を考えればやむなしといったところです。

利益を取るのは重要なことですが、今重要でないことをすべて切り捨てたら先細るだけです。

よく仕事術などでもいわれることですが、しなければいけないことは「緊急度は低いけれど今やっておかなければ将来後悔すること」です。
納期まで時間がある仕事、自分の健康管理、将来に向けて備えとなること、勉強、人生計画。
どれも急ぎではありませんが、将来しないと困るだろうなと思うものはやはり切り捨てられないのです。

お金がないとか時間がないなどの理由で先送りしてしまいがちですが、未来の自分が楽になるようにあえて今から始めておくのです。

緊急度でなく重要度の高さで行動しよう。

追記(2014.10.20記)

日本の大動脈路線は警察にとってもドル箱路線だったりしますから、くれぐれも速度の出し過ぎにはご注意を。

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