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#913 / 2014.09.07

アクセルブレーキ踏み間違え

国はそろそろ本気で高齢者への対策に取り組むべきでしょう。
高齢者のアクセルブレーキ踏み間違えで、また若い命が失われました。


2014年9月5日午前9時40分ごろ、大阪府東大阪市柏田本町のコンビニエンスストアで駐車場に止まろうとした乗用車が急にスピードを出して店に突っ込む事故が発生。
この事故で、店の外にいた従業員(33)が車の下敷きになり、病院に運ばれたがまもなく死亡した。
また、店の中にいた男性客(29)は割れたガラスで足を切り軽いけがをした。
乗用車は店のガラスを突き破ったあとそのまま店内を走り、壁に衝突して止まった。
警察は、車を運転していた大阪府八尾市の自営業者(79)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕した。
調べに対し容疑者は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と供述した。


実は日本において、こうしたブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違え事故は約6,600件発生し、約9,600人の死傷者が出ているといわれています。(2008年)
もちろん若い世代でも起こす事故ですが、ここ数年の高齢者ドライバーによる踏み間違え事故は目に余るものがあります。

そもそも停止しようとして、なぜそんなにペダルを強く踏むのでしょうか?
停止時は徐行(10km/h以下)しながら進めば良いわけで、ペダルを強く踏むシーンでは無いはずです。
事故発生時にはパニックで強くアクセルペダルを踏んでしまった等と聞きますが、普段から強くペダルを踏むような危険運転だったのではないかと邪推すらしてしまいます。

人間である以上、誰しもヒューマンエラーがあることは仕方の無いことですが、かといって衰えの自覚がないままステアを握ることのほうがとても恐ろしく感じます。

異論を承知で書きますが、高齢者の運転には何らかの条件を付加するくらいでなければならないのではないでしょうか?
例えば、マニュアルシフトのみしか運転しない、実技検査付きの免許更新を毎年行なう、高齢者が運転して起こした事故の弁償はその家族が連帯保証的に負う、など。
ここまでしないと誰も高齢者のペダル踏み間違え事故を減らそうとしないのではないかと思います。

いずれにせよ「間違えましたごめんなさい」で済まない事故になりうることを、私達はもう一度認識すべきでしょう。
そして、もし車両に踏み間違え軽減を求めるなら、操作ミスで走らなくなることからMT車に乗ることをお勧めします。

停車する時に踏み込まない。

追記(2014.09.07記)

私の実の両親はMTしか運転しない人で、「踏み間違えそうなATには一切乗らん!」と言い切っているので他人よりは踏み間違えの危険は少ないかと思いますが、もし後期高齢者になったら、運転は辞めるよう進言するつもりです。

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