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#905 / 2014.07.13

移動スキル

人類はここ100年でさまざまな移動スキルを身につけました。

古くは4世紀から5世紀にかけておこったゲルマン民族の大移動はおそらく徒歩移動で、江戸時代の参勤交代も基本は徒歩でした。
それが馬車になり、そのうち鉄道、自動車、飛行機が発達して1日あれば相当な距離を移動することができるようになりました。

徒歩移動の時代はおそらく脚力や野営能力が大事な移動スキルだったことと思いますが、現在では時刻表の見方やクルマの運転技術が大事なスキルです。

昔がダメで今が良いという話ではありません。
時代によって求められるスキルが違うというだけです。

昔と同じことに固執すれば、何も覚えずに済むから楽なのです。
でも未来が今とまったく同じまま続くとは考えられません。
動力源が馬から石炭、石炭から石油と代わったのです。
いずれ水素やそれに匹敵するエネルギーを動力源とした新しい移動体がいずれ生まれるでしょう。

仕事も同じです。
新しい技術や環境が導入されれば、少なからず反対派は生まれます。
時代が変わろうとしているのに現状維持にこだわると、あとでその差を取り戻すことは難しくなります。
ひどい場合には代替手段すら失われるかもしれません。

何十年か後に化石燃料が無くなり「私が運転できるクルマがありません」といっても遅いのです。
少なくとも時代に合ったスキル、そして次世代に求められるスキルを身につけておくことは大事なことでしょう。

時代にあったスキル、時代を先読みしたスキルを持とう。

追記(2014.07.13記)

災害避難時にほしい移動スキルは勘と筋力かもしれませんけどね。

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