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#902 / 2014.06.22

重複区間II

重複区間が多いことは前回書きました。

重複が多い国道や都道府県道の制定はそもそもどうなっているのか調べてみました。
実は、各路線は起点・終点・経過地が示されているに過ぎませんでした。
国道1号であれば起点は東京都中央区、終点は大阪市で、経過地に静岡市や名古屋市など要所となる都市名が記載されています。

経過地が複数指定されているのでおおまかな経路はだいたい決まるものの、経過地の間の具体的な経路まで書かれているわけではありません。
また経過地とはいえ市町村名、よくても市町村内の町名が書かれているくらいで、大字小字レベルの細かい指定まではありませんでした。

言い換えてみれば、要所要所を押さえておけば成り立つという考え方です。

これは完璧主義者のストレスを和らげるために有効な考え方だと思います。
国道全路線や旧街道など、世の中には「完全トレース」を目指す人がいます。
それらは悪いことではありませんし本人の好きなことなので何もいうことはありません。

ただ、常に完全完璧を求めようとすると途端にストレスフルになるのです。
旅先で行きたいところややりたいことをすべて盛り込んだとしても、疲れるだけでなく時間が足りず密度の薄い旅行になってしまいます。
仕事や勉強も同じで、優先順位も考えずすべてこなそうとすれば後々どこかで予定が破綻するでしょう。

あまり「コンプリート」なる言葉に惑わされないほうがいいです。
カツカツに予定や予算を組んでしまえば、ささいな変更すらも効かない「もはやプランとすらいえないもの」にしかなりません。

多すぎるチェックポイントがあるときは、もう一度見直しなさいということです。
大事なのはチェックポイントの数ではなく、少なくとも押さえておかねばならない要所を着実にこなすことです。

「コンプリート病」に侵されない。

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