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#892 / 2014.04.13

間違った努力

努力って、そんなにご大層なものなのでしょうか?

日本人の多くの人は、成果が伴わないことを「努力不足」と片づける傾向があります。

しかし考えてもみてください。
努力すればなんとかなるのでしょうか?
努力したからなんとかなるのは子供の世界です。

軽トラで考えてみましょう。
軽トラがレーシングカーにスピード勝負で勝てるとは思えません。
なぜならそもそもの造られ方が違うからです。
660ccの直列3気筒エンジンをフェラーリのV型12気筒エンジンに載せ替えるとか足回りからボディからすべてをものすごく強化すればなんとかなるかもしれませんが、もともと貨物車なのですからどうみたってスピード面では不利です。

でも荷物の積載能力なら軽トラに軍配が上がります。
なぜならそもそも荷物を運ぶための造りがなされているから。

そうやって突き詰めて考えていくと、努力とかそういった「ちょっと頑張れば」が通用しない相手なのに、努力したところで意味がありません。
意味がないばかりか、時間やお金などといったあなたの大事な資源を無駄遣いするだけで終わってしまうでしょう。
失った時間は取り返しがつきません。

努力を否定する訳ではありませんが、本来やるべきことができていなかったり努力したことで何が達成できたかを振り返っていなかったり、あるいは努力していることに酔いしれて結果として何も生み出せられないのであれば、それは「努力」を言い訳にした「間違った頑張り」でしかないように思います。

人には得手不得手があります。
苦手分野をムリして努力して克服してなんて頑張っても、マイナスがゼロに近づくだけでプラスにはなりません。
その過程で下手すればうつになってしまう危険性すらあります。

努力なんて言葉に逃げないことです。
「ボク頑張ってますよ?」なんてのは、結果が出せたか出せないかの世界ではどうでも良い話であって、かえって発言者が恥ずかしくなる言葉です。
努力してもダメそうなら、最初から諦めて勝てそうなもので勝負すればいいのです。

あなたのその頑張りは、本当に「努力」の言葉でしがみつかなければいけないものなのですか?

努力に逃げない。

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