#89 / 2001.10.17
熱いクルマをつくろう
映画「ワイルドスピード」(原題 The fast and the furious)では数多くのクルマが登場します。
オレンジのJZA80スープラを筆頭に、エクリプス、インテグラ、マキシマと豪華な顔ぶれです。
それぞれ専用チューンが施され、もはやマシンといっても過言ではありません。
豪快さがウリのアメリカならでは、です。
対して映画「タクシー」シリーズでは、プジョーがメルセデスやランサーと熱く競います。
優雅なイメージのあるフランス車ですが、劇中ではやはりマシンなのです。
シリーズ2作目では、クルマが跳びました。
熱いです。かなり熱いです。
ワイルドスピードに登場するクルマ達は、きちんとオーナーがいます。
彼らは速いクルマをつくろうと熱いマシンをつくりました。
マシンはいき過ぎだとしても、熱いクルマをつくることは、情熱さえあれば誰でもできます。
熱いクルマとは、オーナーの情熱がこもったクルマです。
パワーアップやマフラーを換えることだけが熱いクルマづくりではありません。
何でもいいから、コンセプトに沿ったクルマに仕立てていくことで、熱いクルマになります。
派手なドレスアップ仕様車。
メンテナンスの行き届いたクルマ。
経済性または静粛性に特化したクルマ。
何でもいいのです。
こんなクルマにしてみたいと思う。すると純正仕様ではもの足りなくなるのです。
そこに気がついた時が、熱いクルマへの第一歩です。
そこからは、情熱です。
そして情熱がこうじると、個性になります。
すべては気づくことからはじまります。
情熱と個性を身につけよう。
〜
さて。
個性と惰性を履き違えている人がいます。
みんながやってるから、なんてつまらない理由でやってるうちは、ただの惰性です。
少し前に、女の子達の顔を黒く流行がありました。
女の子達は口々に「個性」を叫んでいましたが、どう見ても「没個性」でした。
マスコミに飼いならされた自称個性人間は、所詮は「惰性」人間です。
情熱があれば、いまだに顔を黒くしているはずです。
でも最近は、みんな色白顔です。いい時代が戻ってきました。
その情熱のなさが「個性ではない」、と言いたいわけです。
個性を口にするなら、まず情熱を持ちたいです。
情熱を抜きにして、個性などといってはいけません。
個性を自認するあなた。次の一文は読まなくて結構です。
「個性が強い人ほど、わざわざ『個性』なんて言いません」
個性よりも、まず情熱を持とう。