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#874 / 2013.12.08

興味ない、わけじゃない

興味が無い、わけではないのです。

先日閉幕した「第43回東京モーターショー」の入場者数は902,800人で、目標としていた前回開催(2011年)の842,600人を60,000人以上上回りました。
会場を千葉県から東京都に移した前回に続き、2回連続で前回超えの入場者数を記録しました。
いわゆる「クルマ離れ」が指摘される昨今ですが、クルマに対する興味が薄れてきているわけではないのです。
クルマにかけるお金が無い人達が増えているからこそクルマ離れが起きているのに、いったいいつになったらメディアはそこに気づいて若者だけを糾弾する記事を書かなくなるのでしょうか。

燃料の二重課税だけでなく今後の消費税、そして軽自動車税の増税を考えれば、さらにクルマ離れがおこることは明白です。
国の予算を憂うなら、ODA削減や生活保護受給の見直し、また公共放送とは思えないほど特定国におもねった報道をするNHK(年間予算6,724億円、2005年度)。
これらに大きくメスを入れることが先決で、取りやすそうな所から取ろうってのは卑しい以外の何者でもありません。

メーカーは若者向けとか低燃費とかそういったことに重点を置いたものづくりに躍起ですが、持っているだけで合法的にお金を搾取されるようなものは、いくら素敵でいいものであっても誰も求めなくなるものです。
なぜ誰も声を上げないのか不思議ですが、ものづくり技術に頼ることが根本解決にならないことをいい加減理解するべきではないでしょうか。

「よりよいものを作ればいい」ことは間違っていませんが、ものづくりのみに固執すればなんとかなる時代はとっくに終わっています。
これは単にクルマ業界だけでなくすべての業種に当てはまる話で、現場レベルでなんとかすればいいと考えている人は死ぬまでずっと現場レベルの対応に追われます。

本当にもっと内需を考えるのなら、現場よりはるかに高いレベルで考えなければいけないでしょう。
それもせず、ずっと顧客に原因を求めているようでは、遅かれ速かれ業界全体が没落していくのではありませんか?

現場レベルに固執しない。

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