トップ > コラム > コラム No.855
 
トップ > コラム > コラム No.855

#855 / 2013.07.29

孤独時間

1日の中で最低1回は自分との対話を持ちたいものです。

多くの人にとって運転中は車内に自分一人きりであることが多いです。
仮に営業運転しているドライバーでも、少ないながらも一人きりの時間はあるものです。

運転席で一人きりの時間、あなたは何も考えないでいたり、楽しんでいたり、心情的に苦しがっていたり、あるいは歌っていたりするかもしれません。
それらはどれも、人間であればとりうる行動です。

そんな孤独時間こそ意識して多く持ちたいものは、自分との対話です。

対話というと臭く聞こえますが、なぜ?を繰り返して自分の考えを自分の中で深く拾い出してみることと言ってもいいです。

わざわざそんなことをするのは、人間とは不器用なもので自分の考えなのに出したいときに出てこない性質があるからです。
自分で深く潜り込んでいかなければ,本当の考えは拾い出せないのです。
そしてやっと見つけた考えも、記録していなければまた沈んでいく性質を持っています。

表面的な考えならいくらでも浮かんできます。
しかしその中に眠っている根源的な考えを知らなければ、答えの出ない言葉遊びに終始するのみです。

考えを巡らしながら、浮かび出てきた考えを批判せずに声に出したりまとめてみたり、付箋とペンを使ってメモをとっていくことです。
これは誰にでも、たとえ運転中であってもできることです。

そうすることで、自分の奥底に眠る本当の課題の形をつかんでいくのです。
無意識の中にある自分の思いを吐き出して、本当に今無理をしていないかとか将来自分はどうしていきたいのかを自分自身でじっくり突き詰めていくことです。

どんな答えを出していくかは人それぞれですが、私の場合は次の2点で考えていきます。

  • 今時点で無理をしてないか自問自答する
  • 未来への道を探る

一言で言えば、現在と未来の2つの視点で考えています。
もし無理していたら、自分にねぎらいの言葉をかけ今を繰り返さないように少しずつでも未来を変えていく方法を模索します。

過去を反省する人もいますが、私は極力過去をかえりみないようにしています。
たとえ顧みても過去の事実は変わらないからです。

反省点から改善の糸口を見つけることはできますが、そうやっていくと反省のための反省で終わってしまいます。
つまり反省にもならない「反省しているふり」でしかなく、せいぜい「頑張る」「気をつける」といった精神論で片づけてしまうのがオチです。
過去に活きる人は過去を美化するだけで、現在や未来をどうにかしたいと考えていないことが多いものです。
そんな人間になって、いったい何が面白いのでしょうか?

あなたを変えるのは、常に今です。
今の状況を冷静に捉えて、時には自分を励まし、時にはゆとりを持ってじっくり考えれば、あなたにとって次に何をなすべきかが見えてくるでしょう。

闇雲に動けばいいわけではありません。
次に動くための戦略を練りましょう。
それには孤独な時が一番効果的なのです。

意図的に孤独になろう。

追記(2013.07.29記)

前に進むのも後戻りするのもすごくつらいときがあります。
そんなときは、生きてるだけでも十分です。

死んでしまったら元も子もありません。
生きましょう。

サイト内リンク