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#846 / 2013.05.27

NMKV

2011年6月1日、日産自動車と三菱自動車工業は軽自動車の企画開発に特化する合弁会社を共同出資で設立しました。
社名は株式会社NMKV。
設立後めぼしい話題があったわけではありませんが、ここに来て三菱・eKワゴンの次期モデルと日産・オッティの後継車種「デイズ」、そしてそれぞれの上級仕様の合計4車種が発表されました。
今後は三菱の従来車種と日産へのOEM車種を順次置き換えていくものと見られています。

デイズekワゴンのティザーサイトが発表されたのでそれぞれ見ていただくとして、果たしてどこまで市場でシェアを伸ばせるのかは私自身、不透明に感じました。
そう感じたのは、日産と三菱の「らしさ」が見えなかったからです。

確かにRレンジにシフトしたときルームミラー内のモニターに車両後方の映像を表示したり、タッチパネル式のエアコンが搭載されていたりと真新しい装備はついています。
しかしスタイリングは他社製品にそっくりだし、突出したメカニズムがあるようにも見えません。

話題性はありますが、ダイハツとスズキの2強に対抗できるかといえば難しいかもしれません。
もしかしたら、ムーヴやワゴンRは欲しいけれど立場上日産や三菱に乗らなければいけない人に向けて、あえて似通ったデザインを出したのかもしれません。

でも、せっかく協業しているのなら日産のスタイリッシュさや三菱のオフロード性能など得意な分野同士で製品を作り上げていってもいいのではと思うところです。
それは今後発表されるルークス後継車やパジェロミニ後継車で答えが出るでしょうから、期待せずにはいられません。

さて、異なる強みを掛け合わせるとより独自性が強まる、といいます。
得意分野を狭くする代わりに深くすることで、他人の真似できない存在になることができます。

ただ、何が強みかがわかっていないと掛け合わせようがありません。

人生でも同じことです。

謙虚な人の多くは、自分に強みはないと考えています。
しかし誰にでも、何かしらその人でなければできないものを一つは持っています。

それは知らない人にも大声で挨拶できるとか、一つの物事を飽きずに考え続けることができるとかそういったことです。
運転も同じで、毎日運転している人が「運転なんて」と思っていても、運転したことのない人から見れば「すごい」能力なのです。

一つ一つはささいなことかもしれないけれど、できない人にとってみたらできるというだけで強みです。
そうやって自分のできることや得意なことを紙に書き出してみると、おどろくほどあなたは「できる人」であることがわかるはずです。

まずは何でもいいから、できることを棚卸ししてみましょう。

できることを洗いだそう。

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