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#840 / 2013.04.15

外発反応性

太っている人は、とくに気をつけたほうがいいでしょう。

外発反応性という言葉があります。
これは「外からの情報に左右されやすい」性質を表した言葉です。

たとえばテレビで美味しい料理が放映されたときに、その料理が食べたくなりませんか?
新作スイーツが販売されていたら、とりあえず口に入れてみたくなりませんか?
「今だけ増量」「産地直送」「行列ができるお店」という言葉に反応してみたり、お昼12時になると時が来たと思って食べたりしませんか?

適量があるにもかかわらず多く食べてしまうということは、何かの刺激に対して反射的に行動してしまうということです。
肥満が絶対悪だとは言いませんが、外からの情報はいくらでも入ってくるのですべてに反応したら踊らされるだけになってしまいます。

これは買い物にも言えることです。
クルマに限らずお金で買えるものは、お得感を感じさせる言葉がたくさん情報として入ってきます。
クルマや家電、住宅、あるいは金融商品など高額なものであれば、エコカー減税、住宅ローン減税、消費税増税、助成金、低金利キャンペーンなどだし、日用品や食料品だと半額、タイムセール、最後の一品など、チャンスは今しかありませんといった感じで情報が入ってきます。

本当にそれは、口にしないといけないものなのでしょうか?
本当にそれは、手に入れないといけないものなのでしょうか?

情報には2種類あって、あなたのための情報と発信者自身のための情報とあります。
それぞれ「得になる」「得にならない」の視点で考えると、以下の4つが考えられます。

  1. あなたが得をして、発信者も得をする情報
  2. あなたは得をして、発信者は得にならない情報
  3. あなたの得にならないけれど、発信者は得をする情報
  4. あなたの得にならないし、発信者も得にならない情報

よっぽど発信者が善人で無い限り、2と4はあり得ません。
わざわざ自分から得にならないことを打ち明ける意味は無いからです。

そして1ですが、あなたが得になる以上に発信者はもっと得になることが多いです。
3も含めて、得になる度合いはあなたより発信者にあります。

大事なことは、危険を予測しながら走る「かもしれない運転」と一緒です。
目に見える情報だけを鵜呑みにせず、その先に潜むかもしれない危険を想像しながら少しずつ進めましょう。

かもしれない運転で行こう。

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