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#825 / 2012.12.30

ミニマライザ

所持品の数と生活の質は比例しません。

クルマを何台も所有してみても幸せとは限りません。
同じようにモノをたくさん持ってみても、必ず幸せになれるわけではありません。

私の経験から、何かを1つ買うと10個余計に物や権利が増えると感じています。
何かを手に入れた瞬間から、私たちはそれに関連する物を買い続けなければいけないのです。

1台のクルマを買うとき、嬉しくなってアクセサリや芳香剤など買ってしまったことはありませんか?
車内で音楽を聴きたくなってCDを買ってみたり、あるいは携帯音楽プレイヤーを買ってみたり。
そうでなくともクルマを維持するために、消耗品であるガソリンやタイヤ、あるいは駐車スペースに停める権利を買わなければいけません。

意識してもしなくても関連した物を買っていくと結構な数になります。

目に見えない物も同様です。
スマートフォンやPCのようなデジタル機器を持っていると、バッテリー等の周辺装置、スマホケース等のアクセサリに加え、アプリや通信料定額サービスの権利を買っていることが非常に多いです。
こうしたソフトウェアや権利は目に見えない物だけに数の多さを実感しにくいのです。
いずれにせよ共通して言えることは、こうした物や権利があなたのお金や時間、あるいは空間を無意識のうちに奪ってしまっているということです。

シンプルに削ぎ落としてみてはいかがでしょうか?

あなたの生活を豊かにしてくれるはずの物達が生活の足を引っ張っては、本末転倒です。
あなたにとって本当に必要な物はそんなに多いのでしょうか?

年末でまとまった時間を取りやすいこの時期だからこそ、持ち物や権利を見直してみたいものです。
本当に必要な物を厳選して他のものは手放してみましょう。
無駄な物や権利にお金、時間、そして空間に費やさなくて済むようになり、結果として生活の質が向上していきます。

数で誇っても誰が褒めてくれるのでしょうか?
あなたの見栄や自尊心を満たすためだけに、わざわざコストを費やす必要があるのでしょうか。

本当の豊かさは目先の数量ではなく、中身の質で決まります。
量を最小にして、質を最大にしてみませんか?

本当の豊かさを見いだそう。

追記(2012.12.30記)

お金で手に入らない想い出の品ならともかく、ネットで簡単にお取り寄せできる時代にわざわざ空間を占拠してまで過去の遺物を所持していることで未来の可能性をつぶすメリットはどこにも無いでしょう。
それではみなさま、良いお年を。

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