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#789 / 2012.04.22

0を1にできる人

傷をつけないでいることは、まず不可能です。

ただ走っているだけでも、静電気によって泥やほこりがつきますし、
走れば小石が飛んできてボディやガラスにキズがついてしまいます。
当初の状態のまま傷をつけたくないのならば、ガレージの中に永久に閉じ込めておけばいいのです。

でも、それだといずれ走れなくなります。
いくらベストコンディションを保っているつもりでも、バッテリーはあがり、ゴムは劣化し、オイルの油膜は切れてしまうでしょう。

人間も同じです。
意識的に休みをとることは大切ですが、何もせず無為に時間が過ぎれば動き出すことすら叶わなくなります。

時代が時代ですから、未来という名の「道路」そのものが無い人もたくさんいます。
でも「道」なら、たくさんあります。

あぜ道、裏道、獣道。
舗装された道路ばかりが道ではないし、あなたが走りやすい道を走ることに他人の目を意識する理由はありません。

でも、そんな道でも走れますし、動いていることには変わりありません。

スピードが1か100かの違いこそあれ、どんな道であろうと前には進んでいけます。
しかし全く進んでいないと、進むことにすら躊躇します。
進むことで余計に傷つくし、何より時間や心をすり減らすことを恐れてしまうものです。

1を100にするよりも、0を1にすることのほうが何倍も難しいのです。

速い人は遅い人を笑うかもしれません。
しかし、動いたことのない人は遅い人を笑うことはできません。
速かろうと遅かろうと、動いたことのない人から見れば「動き出している」こと自体がすごいのです。

動き出しているか否か、この差は非常に大きいです。

とりあえず動き出しましょう。
ずっと震えたまま動かなければ何も変わりませんが、小さな一歩を踏み出してみることで新しい未来が拓けてくる可能性があります。
それが積もれば将来、動き出さなかった人との差は埋められないほど大きな差として現れてくるはずです。

小さく踏みだそう。

追記(2012.04.22記)

挑戦するから失敗する。
確かにそうなのですが、挑戦しないで凋落していった先輩達をたくさん見てきた経験から言えば、挑戦を放棄することのほうが失敗度が大きいと思います。

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