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#785 / 2012.03.25

真白な闇

寒暖差の激しい季節には、ときどき濃霧が発生します。

深夜の濃霧はもちろんですが、早朝の濃霧もまた見えにくく、走行するには厳しい状況です。
数m先の視界が確認できないこともあるし、遠くまで見渡せるはずのハイビームは乱反射して使えません。

濃霧は、真っ白な闇です。
光が見えにくいので、街灯のない深夜よりもたちが悪いです。

先が見えないことは、とても怖いことです。
そうなると、私たちがとる選択肢としては2つあります。

一つは危機を回避すべく、気温が上昇するまでじっと待つこと。
もう一つは、危機を受け入れながらも少しずつ進んでいくこと。

どちらも正解だと思います。
ただし、絶対に危機を回避する必要があれば前者をとるでしょうし、進行度合いを重視するならば後者をとるでしょう。
その人の置かれている状況や持っている時間、お金、あるいは持ちものによって対応策は変わるはずです。

ですから、いつ晴れるかわからないまま待つのも一策。
勢いに任せて遮二無二進むも、また一策です。

先が見えないからこそワクワクもまた待っているものです。

世の中にさまざまな恐怖は数多くあります。
しかし、死以上の恐怖はありません。
生きてさえいれば再出発することもできます。

何を選ぶかは自由です。
恐怖心から選択肢を決めるより、選ばないことで後悔しないかを基準に選んだほうが、あとあと満足のいく結果が得られるものかと思います。

見えない未来を楽しもう。

追記(2012.03.25記)

未来なんて不確実なのですから、いちいち怖じ気づいても意味がありません。
もちろん無策では愚かですからやれるだけのことはやっておいて、それでもダメなら悔いは無いのだと開き直るくらいでちょうどいいのです。

流される運命があるならば、切り拓く運命もまた、あるのです。
そういう選択肢があることに気づけたのなら、もう怖いものは何もないはずです。

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