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#772 / 2011.12.30

大片付け

天災や人災の多かった今年も、いよいよ終わりが近づいてきました。
1年の締めくくりに大掃除をしている方も多いことと思います。

クルマだけでなく家中のものをすべて見直す絶好の機会です。
ただの汚れ落としにとどまらず、思いを断ち切って不要物を手放してみることも大事です。

簡潔に掃除のポイントをまとめました。

  • 「使えない」ではなく「使わない」ものを捨てる。
  • 目の前の汚れをとり、ゴミを払うことに集中する。
  • 今を生きる場所である住空間を大切にする意識で取り組む。

片づけコンサルタント・近藤麻理恵さんは「触ってときめくものだけを残す」とおっしゃっています。
1年間身につけなかった衣類や靴は未来永劫身につけませんし、期限切れの保険証書などはシュレッダーしてもかまいません。
家族が同居している人はむやみに相手の物を捨ててはいけませんが、自分の物であれば堂々と捨てていいのです。
その際、どうしても捨てにくい物に対しては「ありがとう」と一言添えて手放しましょう。
物置の片隅で使われないより使っていただける人に使ってもらったほうが、物にとっても幸せだと思います。

そうして不必要な物をなくしていくと雑念がなくなることに気付きます。
すると人間はきれいな場所にいたい生き物ですから、きれいになった状態を保ちたくなるのです。
実際に保ち続けられるかはその人次第ですが、基本的に出したらすぐに片付ければ散らかりません。
散らかるのは、その物の定位置がきまっていないか、部屋に対して物が多すぎるのです。

清らかでシンプルな空間をつくることが大事です。

これは自動車内でも一緒です。
すでに効かなくなった芳香剤や全く使わないラゲッジ内の荷物など、なんとなく入れたままになっている物はありませんか?
もはや証明書としても使えないコンビニや高速の領収書、あるいは使っていないガソリンスタンドの会員証などはありませんか?

清掃するだけでは物の総量が見えません。
そして収納術だけでは物を増やすことを助長するのみなので、いつか破綻します。

まずは、ときめきを感じない物を徹底的に捨てることから始めましょう。
収納術は、物の総量が少なくなってからでなければ意味がありません。
捨てきらないうちに次の行動を起こすから片付かなくなるのです。

きっちり捨てて、新しい一年を迎えましょう。

捨てる行為を終わらせよう。

追記(2011.12.30記)

今年は東日本大震災や原発事故などが起こった激動の年でした。
なかには、この福島の地を捨てた人も多いと聞きます。

まだ終わっていません。
県内各地を走り続けさまざまな人達に出会って来た経験から言えば、東北人特有の粘り強さをひしひしと感じさせてくれる方々ばかりでした。
いまだに県外の部外者ばかりが声高らかにしかも現地も見ないままに発言していることに激しく違和感を感じます。

この地に生きる一人の人間として、
この震災について、
東京電力や日本国政府の怠慢さや傲慢さについて、
そして、この地を再建しようと頑張る人達がたくさんいることをしっかり語り継いでいきたいと思います。

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