#77 / 2001.09.18
白銀色の芸術家
〜Heroic Artist〜
画家であり、小説家でもある。
何かを表現することに、プロやアマチュアなど関係ない。
表現することは、いたって自然なことだ。
人間には表現欲があるのだから、抑えため込む必要はない。
芸術家は、「鏡」だ。
いろいろな出来事を見つめながら、鏡から見た姿を映し出していけばいい。
しかし、見たものをありのままに表現する必要はないのだ。
はね返す光加減で、違う姿を映し出してあげればいいのだ。
彼女の記述に、産む苦しさはとてつもない、とある。
それは勘違いだ。
産むのではなくて、映し出していくのだ。
だから、いろいろモノの姿を見ることから始まればいい。
なんでもいい。
勘違いしないで欲しい。
「なんでもいい」のだ。
ココロに残る映画や、感動した書物だけが、被写体ではないのだ。
サラダを食べた。駅まで歩った。
そんななんでもないことが、いい被写体になりえるのだ。
すこし視点を変えれば、おもしろい題材なんてゴロゴロ転がっているんだ。
だから、世界一の美人を映し出す鏡は、必ずしも目前の人物を映し出すとは限らない。
「カ・ガ・ミ・ヨ・カ・ガ・ミ・ヨ・カ・ガ・ミ・サ・ン
セ・カ・イ・テ゜・イ・チ・バ・ン・ウ・ツ・ク・シ・イ・ノ・ハ・ダ・ア・レ?」
メタリックシルバーのハッチバックは、何を映す。
小さなモノから魅力を引き出してみよう。