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#768 / 2011.12.04

高速道路無料措置

平成23年12月1日、法令改正により東北地方の高速道路無料措置が見直されました。

対象となるのは東北6県を中心とした区間です。
(参考:平成23年12月1日以降の東日本大震災による東北地方の高速道路の無料措置について(NEXCO東日本)

東日本大震災で甚大な被害を被った岩手・宮城・福島の3県内ならば全車種無料で通行できます。
期間は平成24年3月31日まで。
当初は平成23年6月20日から1年間、無料措置が実施予定でしたが、4ヶ月間に期間縮小されてしまったようです。

早速、私も乗ってみました。
出発インターでチケットを受け取り到着インターでチケットを渡すと、0円の領収書をいただきました。

ただし降りたいインターが郊外の外れにあったりするので、近距離ではあまり恩恵がないようにも感じます。
それでも、到着インターで罹災証明を出して確認する手間が省けた分、出口渋滞が少なくなりました。

こと東北地方は、幹線国道であっても片側1車線であることがざらなので、
今回の措置により信号のない追越車線付きバイパスとして機能するのではないかと思います。
もちろん一部区間では災害復旧工事で車線が少ない場所もありますから、一般道より劇的に速くなるかと言えば難しいところです。

これは震災復興名目の壮大な社会実験だと思います。
もしこれで東北地方の物流や観光に良い結果をもたらせたら、全国の高速無料化議論に拍車がかかるかもしれません。
年末年始のUターンにも期間がかかるので、鉄道やバスの利用客数にも影響が出るかもしれません。
まずは、被災地域が活性化するかどうかをしっかりと見届けましょう。

今の時点では成功するとも失敗するとも言えません。
とはいえ、何事も試してみることは大事です。
将来廃止されるかもしれませんが、場合によっては将来継続されることもあるでしょう。

今日のチャレンジ精神が、新しい明日をつくるものです。

ときには開放してみよう。

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