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#767 / 2011.11.27

八方美人

今月15日、民主党税制調査会は自動車取得税と自動車重量税の廃止について、2013年度以降の消費税増税と併せて検討する方向で調整に入りました。

自動車取得税と自動車重量税は本来の税率に対して暫定的に高率の税が課せられている「暫定税率」が問題ですし、自動車取得時に自動車取得税とは別には消費税が課税される「二重課税」も問題となっている税です。
我々ユーザーや、国内市場回復を願う自動車業界や経済産業省としては、ぜひとも廃止して欲しいところでしょう。
しかし課税する国(財務省や総務省)や都道府県が併せて9,000億円もの減収に対する代替財源のめどが立っていないとして強く反発しています。

現与党は息をするように嘘をつく集団ですから、間違いなく廃止しないだろうと思います。
東日本大震災や福島第一原発事故後の対応をみても、現与党は日本国民を蔑ろにする集団であることは想像に難くありません。
今回も嘘で終わるでしょう。

たくさんの政権公約を掲げたわりには、現与党はまったくといっていいほど実現できていません。
これはなぜなのか考えてみると、単に党員が八方美人の素人集団だからではないかと思うのです。

諸外国の圧力に屈し、外国人から献金をもらっている手前、外国びいきの行動を要職にある人間が独断でとってしまう。
子ども手当などのばらまきで国民受けしそうな政策を思いつきで実施してしまう。

場当たり的に眼前の人に調子の良いことを言ってしまうから、二枚舌だの自己主張に欠けるだの指摘されてしまうのです。

みんなにいい顔をすることなんてできません。
交差点ですべての方向を同時に青信号にすることはできないのと一緒です。

きちんと向くべき方向に向いて行動しましょう。
八方美人を続けていれば、いつか四面楚歌となってしまうでしょう。

彼らは日本にとっての病巣としか思えませんが、反面教師としてなら多少は見てあげてもいいのかもしれません。

うわべの高評価を取りに行かない。

追記(2011.11.27記)

<参考>自動車関連の暫定税率(金額は自家用乗用車)

  • 自動車取得税(本則:3%、暫定:5%)
  • 自動車重量税(本則:年額 2,500円/0.5t、暫定:年額 5,000円/0.5t)
  • 【燃料税】揮発油税(本則:24.3円/l、暫定:48.6円/l)
  • 【燃料税】地方揮発油税(本則:4.4円/l、暫定:5.2円/l)
  • 【燃料税】軽油引取税(本則:15.0円/l、暫定:32.1円/l)
いずれも道路特定財源として道路整備に充当されることになっていますが、
これまで幾度も道路整備計画時に、その不足財源確保のために暫定的に増税されてきました。

<参考>自動車関連の二重課税
  • 自動車取得時:自動車取得税と消費税
  • 給油時:揮発油税等と消費税
国や都道府県がこうやって二重課税していることは、不当に他なりません。

<参考>東日本大震災や福島第一原発事故後における民主党の対応(箇条書き)
  • 震災翌日、首相・菅直人は自らがヘリで福島第一原発を視察するために、放射線を浴びることを恐れ一号機の上記を解放しないよう指令。現場では混乱の中、急遽首相視察の対応に追われた。午後、施設が爆発。
  • 菅は15日、原発処理の最前線で多くの社員、自衛官、警察、消防官らが我が身を犠牲に命がけで取り組んでいるなか、東京電力本社に乗り込み「撤収するな」と3時間も幹部を叱責した。
  • 菅は震災対策に関し「野党にも協力してもらいたい」と公言したが、実際は自民党に全く情報提供していない。野党の協力申し立てに岡田幹事長は「政府の邪魔をするな」と拒否した。
  • 電池工業会が救援物資として190万個の乾電池を政府に託したが、政府は「自治体から要請が無いから」と送っていなかった。
  • 民主党は被災地支援に辻元清美をボランティア担当補佐官に任命した。辻元は「国会議員って言うのは国民の生命と財産を守るといわれてるけど、私はそんなつもりでなってへん。『国壊議員』や」と発言した人物。
  • 文科省は原発から20km離れた地域で高濃度の放射線を検出したが、「枝野官房長官からコメントするなと指示があった」と説明した。
  • 菅は官房副長官に「自衛隊は暴力装置」と発言した仙谷由人を起用した。
  • 民主党政府は原発事故直後、米国からの支援申し入れを断っていた。
  • 海江田経産相は東京消防庁に対し「早く放水しないと処分する」と恫喝した。
  • 民主党政府は地震発生直後の台湾の支援表明を拒否し、救援隊を丸二日間、足止めした。13日に中国の救援隊が現地入りしたあと台湾を受け入れた。
被災地の住人としても彼らの悪行をきっちり語り継がなければならないでしょうね。

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