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#763 / 2011.10.30

OEM供給車種

OEM供給車種が増えてきました。

OEM(Original Equipment Manufacturer)とは、他社ブランド向けの製品を製造することです。
「相手先ブランド名製造」と訳されることもあります。

ちなみにODM(Original Design Manufacturer)というのもあります。
OEMは製品仕様や設計を相手先が決定しますが、ODMは設計段階から製品開発に携わる点が異なります。
市場では「OEM」が一般的なので、以下OEMとして話を進めます。

現在、OEM車はたくさんあります。
下表にまとめました。

表763 OEM車リスト
OEM供給車ベース車
メーカー車名メーカー車名
アストンマーチンシグネットトヨタiQ
いすゞコモ日産キャラバン
いすゞジャーニー日産シビリアン
オペルアギーラスズキスプラッシュ
スズキランディ日産セレナ
スバルステラダイハツムーヴ
スバルステラカスタムダイハツムーヴカスタム
スバルディアスワゴンダイハツアトレーワゴン
スバルトレジアトヨタラクティス
スバルプレオダイハツミラ
スバルルクラダイハツタントエグゼ
トヨタbBダイハツクー
トヨタダイナ日野デュトロ
トヨタトヨエース日野デュトロ
トヨタパッソダイハツブーン
トヨタパッソセッテダイハツブーンルミナス
トヨタピクシススペースダイハツムーヴコンテ
トヨタラッシュダイハツビーゴ
日産アトラスいすゞエルフ
日産オッティ三菱ekワゴン
日産キックス三菱パジェロミニ
日産クリッパートラック三菱ミニキャブトラック
日産クリッパーバン三菱ミニキャブバン
日産クリッパーリオ三菱タウンボックス
日産バネットバンマツダボンゴ
日産モコスズキMRワゴン
日産ラフェスタハイウェイスターマツダプレマシー
日産ルークススズキパレットSW
日野リエッセIIトヨタコースター
日野レインボーIIいすゞエルガミオ
マツダAZ-オフロードスズキジムニー
マツダAZ-ワゴンスズキワゴンR
マツダAZ-ワゴンカスタムスタイルスズキワゴンRスティングレー
マツダキャロルスズキアルト
マツダスクラムトラックスズキキャリイ
マツダスクラムバンスズキエブリイ
マツダスクラムワゴンスズキエブリイワゴン
マツダタイタンいすゞエルフ
マツダファミリアバン日産AD
三菱デリカD:2スズキソリオ
三菱デリカD:3日産NV200
三菱デリカバン日産NV200バネット
三菱ランサーカーゴ日産AD
UDトラックスコンドルいすゞエルフ
ルノーベスタ日産NV200バネット
上記リストは執筆時点で新車販売されている車種のみが対象です。(カタログ落ち車を除く)
なお、世界中のすべてを網羅できているわけではありません。

OEM車は、各者にさまざまなメリットをもたらします。

  • 供給元メーカー
     販売台数が増えるので製造コストの早期回収ができる。
     大量の部品調達によるコスト削減につながる。
  • 供給先メーカー
     新規開発するより時間もコストも削減できる。
  • 販売店舗
     販売商品が増えることで品揃えが良くなる。
  • ユーザー
     アフターサービスをしてくれそうな販売店を選択できる。
     販売会社が増えることで値引き交渉がしやすくなる。
     特定の販売店で縁故買いせざるを得ないとき、車種の選択肢が増える。

こうしたOEMを「他人の力を借りる」ようにとらえ、あまりよく思わない人もいるようです。
しかし、私はそう思いません。

仕事でもなんでもそうですが、他人の力を借りるシーンというものはたくさんあります。
場合によっては、プロの力を借りなければ進まないことばかりです。

素人よりプロのほうがうまく仕上げられる仕事や、国や都道府県から免許や主任者証が交付されていないとできない仕事がたくさんあるのです。
もし自力ですべてこなそうとすれば、事業に着手する前に相当な時間とコストがかかります。

むしろ自分一人の力だけで完結できる仕事はそんなに多くないものです。
むやみにすべてを抱え込むより、お願いできることはお金を払ってでもできる人にお任せしたほうが、最終的には早く、そして安く仕上がったりするものです。

「餅は餅屋」という言葉があります。
目先のコストを惜しむと、あとで膨大なツケを払わされることもあります。

まず、今の自分に何ができて何ができないかを把握することが大事でしょう。
把握することは恥でもなんでもありません。
企業戦略を練る人達は、いつもやっていることです。

その上で、できないことや苦手な部分を専門家にお任せしたほうが良策になる可能性が高いです。
自分だけでなく自分に関わる人すべてにメリットがあるかどうかの視点で考えることが、大事ではないでしょうか?

できない部分をお願いしてみよう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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