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#758 / 2011.09.25

がんばろう?

「頑張ろう」とは、曖昧な言葉です。

どこまで頑張ればいいの?
頑張れば、どれだけはかどるの?
四六時中、しゃにむに頑張らなければいけないの?

そもそも現実から遠く離れた安全圏からの「頑張れ」の言葉を言われたところで、薄っぺらく聞こえてしまいます。

経験上、人間が頑張ったところで何倍もの成果が生まれるわけではないと私は感じています。
仕事や学業、スポーツなどで頑張ってもいきなり2倍3倍の実力が発揮されるわけはなく、よくて1.1倍、もしかしたら1.05倍程度にしかならないことが多いです。

クルマで言えばアクセルペダルを奥まで踏んだからと言って、2倍速、3倍速になるわけはないのです。
確かに低速域なら、10km/hを急激に20km/hにして2倍速にすることはできるでしょう。
しかし、それは長く続きません。
速度が上がれば、摩擦や空気抵抗で加速度は鈍くなります。

頑張れば何倍もの成果が得られるのは、まだ速度域が低い状態でのお話です。
速度域が高い状態なら、「頑張れ」ではなく「その調子でいい」なのです。

なんでもかんでも「頑張れ」では、頑張っている人に対してその頑張りを見ていないと言っているようなものです。
人を見ないで安易に「頑張れ」と発していないか、注意してみてください。

相手を見て発しよう。

追記(2011.09.25記)

もし頑張ったときに普段の2倍も3倍も力が発揮できるのならば、それは普段サボっているからだよ。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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