トップ > コラム > コラム No.754
 
トップ > コラム > コラム No.754

#754 / 2011.08.28

たかが5分

私は今、片道40kmの道を約1時間かけて通勤しています。

よくよく考えてみると、平均時速60kmで走れたとすれば40分でいける計算になります。
途中でコンビニ休憩も入れていないのに60分かかるということは、20分は信号待ちなどの待ち時間であるといえます。

全行程の1/3は余計にかかる時間だと考えると、結構な時間を目的外に費やしてしまっていることに気づきます。

こうした奪われてしまう時間をどう考えるかというのは、大事なことです。

奪われるものは仕方ないと割り切ることは簡単です。
それよりもどうせ奪われるのなら、少しでも奪われない策を考えた方がいいです。

奪われないために一番簡単なのは、出発時刻を早めることです。

そもそも道路が渋滞するのは、道路のキャパシティ以上に走行車両が増えるからです。
したがってその時間帯を避ければ、遅いクルマにつかまったり信号待ち回数が増えたりすることを回避できます。

いろいろ試みた結果、私の通勤ルートでは15分早く出発すれば同じ信号で2回以上つかまるような渋滞を回避できることがわかりました。
行程も60分から55分へと5分短縮しました。

この5分短縮は重要なのです。
なかには、たかが5分という人もいると思います。

考えてみましょう。
「たかが5分」かもしれませんが、始業や待ち合わせ時間に遅れれば5分だろうと10分だろうと遅刻なのです。
そしてその「たかが5分」を改善できないで「遅刻常習者」でいる人は、世の中にごまんといるのではありませんか?

私自身も気をつけてはいますが、結構ギリギリだったりしますので遅刻常習者予備軍です。
ですから「たかが5分」と油断していると、「されど5分」となり、いつしか「越えられない5分の壁」となります。
それが怖いから、早く出るのです。

どんなに素敵な人でも、遅刻常習者というだけで怠慢だの不誠実といったレッテルを貼られてしまうものです。

いくら本人が渋滞の中で気をもんでも、世間は結果しか見てくれません。
本人は5分しか遅刻していないからまだ大丈夫と考えていても、周囲からは自分に甘くて自己管理ができない人だとみなされているものです。

信号待ち時間が奪っているのは、あなたの移動時間であり、あなたへの信頼を失う可能性なのです。

5分を甘く見ない。

追記(2011.08.28記)

いくら遅いクルマに悪態をついたところで、もともとの出発時間が遅ければいくらとばしても挽回不能なんだね。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

サイト内リンク