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#733 / 2011.04.04

なくせないモノ

先の震災は、人々からあらゆるモノを奪っていきました。

津波がクルマや家屋を呑み込み、震災が形あるモノを修復不可能にさせてしまいました。
石原慎太郎東京都知事の「我欲」発言は気に入りませんが、今回の天災は我々のモノに対する価値観を変えてしまったのではないかと思います。

悲しんでいるだけでなく前へと進むためにも、ここで持ち物をひとつずつ自分の中であらためてみる必要はあるかもしれません。

いつか使うからと積み重ねてしまったモノ。
コレクションが高じて捨てられなくなってしまったモノ。
なんとなくお買い得だと思って買ったのに、使わないまま埃をかぶってしまったモノ。

そういった、あるとうれしいけれど無くても何とかなるモノを取り除いていきます。
そうして一番最後に残るモノが、あなたにとってどうしても手放せないモノになるはずです。

それはあなたにとって、いったい何だったでしょうか?
形見ですか? 遺産ですか?

正解は一人ひとり異なると思います。
ですからあくまでも私見ですが、今後こういったモノも考えてみるというのはいかがでしょうか?

  • 知識
  • 知恵
  • 記憶
  • 信頼

これらはあなたでなければ持ち得ず、誰にも奪われない資産という意味では、かなり良いモノではないかと思います。
形あるモノがあなたの元を去ったとしても、形ないモノは永くあなたを助けてくれることでしょう。

下ばかり見ていても何も変わりません。
こういうときだからこそ、空を見上げてみましょう。

一番大事なものを再確認しよう。

追記(2011.04.04記)

結局、自分にとって愛着のある人が一番大事、との結論になってしまうのかもしれませんね……。

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