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#721 / 2011.01.17

ダイエットツーリング

とある本で、内臓脂肪1kg分の体重を減らすためには約7,000kcalの熱量を消費する必要があると書かれていました。

成人1日あたりの平均摂取カロリーは、性別や年代、職業でも異なりますが、おおよそ1,800kcal〜2,250kcal程度といわれています。
また活動をしなくても消費する1日あたり基礎代謝量(健康ダイエット運営局)は、20代男性で約1,550kcal、20代女性で約1,210kcalといわれています。
つまり普通に食べて何もしないと、毎日数百kcalずつ体に蓄積されることになり、10日前後で1kg増える計算になります。

以前にコラムで運転がダイエットになるという話を書きましたが、いかんせん運転だけだと運動量もたかが知れています。
Yahoo! Beautyに「行動別カロリー消費量チェック」がありますが、クルマの運転はデスクワークや立ち作業同等のカロリー消費しかできません。

当たり前ですが、運転するよりはスポーツをしたほうが効果的にカロリーを消費することができます。
仮に移動だけをとっても、クルマを運転するよりは自転車をこいだほうが倍以上消費できます。

しかしながら都心ならまだしも、交通機関が衰退して、かつ最寄の駅まで10kmも20kmあるような田舎が地方に行けばごく普通にあります。
運転免許のない学生ならばやむなく自転車や本数の少ないバスに乗りますが、一度クルマに乗り出すと再び自転車に戻ってくることはなかなかありません。
クルマならば移動速度が速いし、夕方早い時間の最終便なんか気にすることもないからです。

しかし前述のとおり、運転だけではカロリー消費量は期待できません。
ならば複数の活動をいっぺんに取り入れればどうでしょうか。

運転中は自分ひとりだけというケースが圧倒的に多いと思います。
ならば車内で語学学習CDを聴いて勉強したり、また音楽に合わせて歌ってもいいのです。

また、カロリー消費を増やすのではなく、そもそも摂取カロリーを抑えればいいと考えることもありだと思います。
習慣になりがちな缶コーヒーやお菓子等の嗜好品をやめるだけでも、効果が大きいでしょう。

私も、仕事帰りの空腹にまかせてコンビニで弁当やら嗜好品を買っていた時期がありました。
そしたらあっという間に6〜7kg増えてしまいました。
振り返ってみれば、深夜12時過ぎに900kcal近い弁当と100kcal以上の缶コーヒーを口にしていたら当然の話です。
仕事での消費カロリーなんかより、明らかに摂取過多です。

逆に摂取不足も問題です。
以前仕事で月25日間、朝9時から深夜3時まで朝昼の2食という生活を3ヶ月以上していた時期がありました。
結果8kg近く痩せたものの、栄養不足で夜10時以降に脳がほとんど働かなくなることを体感しました。
体力面と精神面で不調をきたし、その後全快するまで3ヶ月ほど要してしまいました。
体重だけなら減量成功ですが、げっそりと痩せ細る方法も良くありません。

上記は余談ですが、食品の包装には摂取カロリー量が記載されているので、買う前にあらためて確認してはいかがでしょうか。
もちろん各種摂取エネルギーとのバランスも大事にしたうえで、の話です。

ここまで私が知る範囲でのカロリー消費について書いてみました。
しかし誤解してほしくないのは、脂肪は悪者ではないということです。
脂肪はエネルギーを蓄えておくものだし、そもそも筋肉は脂肪よりおよそ1.2倍重いのです。

減量について考えたとき、本質は痩せることなのではなくて自己制御できるかなのではないかと思うのです。

計画的に行動を続けることや、嗜好品の誘惑に惑わされないこと。
ひいては自分の置かれた環境下で思考停止せず、どうやって価値を生み出していくか。
こういったことを積み重ねていって、はじめて自己制御できる人間といえるのだと思います。

体重計の指す数値はあくまでもプロセスが誤っていないかをチェックするに過ぎないのかもしれません。
プロセスをすっ飛ばして結果だけを求めるのは、自己制御できないことをみずから暴露しているようなものです。

自己制御を積み重ねよう。

追記(2011.01.17記)

クルマの肥大化は自分ひとりじゃ何ともできませんが、
自分の肥大化を抑制することはできる……はずです。

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