#72 / 2001.09.11
WRシンデレラ
R4にはライバルが多い。
ライバル達は車種を問わない。
セダンあり、ワゴンあり、SUVあり、だ。
クーペだけがライバル候補じゃないのだ。
彼らは、独自の哲学を持って走っている。
なかなか譲らせてはくれない走りなのだ。
そんななかで、追い越しやすれ違い、あるいは併走しながら駆け抜けていくのだ。
数あるライバル達を、ここに記す。
〜WineRedシンデレラ〜
ワインレッドのワゴン。
おとなしい容姿とは裏腹に、スタートダッシュでは思いっきり引き離される。
天性の伸びやかさは、高回転エンジンの伸びにも現れているのだ。
大人しさと過激さ。
この裏切りが、また痛快なのだ。
勢いよく6000回転オーバーまでまわすかと思えば、2500回転キープ巡航もできる。
つまり状況順応力が優れているのだ。
加減速一本槍だったりもする。
アクセルもブレーキも目いっぱい踏む。
不器用だ。中間がない。
違う、そんな言葉でくくってはいけない。
常に本気モードなのだ。
ぶつかり合うライバルとしては最高だ。
相手も手を抜かないから、こちらも手を抜けない。
手を抜くと必ず見抜かれる。
だから、シンデレラとは常に真っ向勝負だ。
おかげで、手を抜かれてあしらわれることはない。
その安心感もある。
手を抜かれることは、むしろ一番つらいのだ。
ずっと本気でかかって来い。
いつまでもお相手しよう。
12時をすぎても。