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#66 / 2001.09.03

ギジン

ライトが目で、グリルが口で、ナンバーが歯で。

こうして見ていくと、クルマは顔に見えます。
さすがにフロントマスクと言うだけあります。

怒った顔もあれば、笑った顔もあります。
まるで生き物です。

生き物ではないけれど、そこに命を感じます。
人は擬人化させることが大好きです。

クルマが怒るわけはないし、ましてや笑うこともありません。

でも、クルマは生きています。
なぜなら、すぐにレスポンスがあるからです。

犬に呼びかければ、尾を振ってこちらに来ます。
猫を呼べば、気まぐれにも向こうに行ったりします。

でも、こちらの呼びかけに何か反応したら、それはもう生きているのです。
すぐに反応が得られることで、人間は喜びを感じます。

だから、クルマも生き物です。
イグニッションをひねれば、エンジンの鼓動を感じます。
アクセルをふかせば、排気音が高くなっていくのがわかります。
すぐに反応があること、これが生きている証です。

ところで。

すぐに反応できない人もいます。
返事ができない人。
すぐに電話応答ができない人。
にぶい人。

すると呼びかけた人は、不安になるのです。
自分の存在が無視されているのではないか。
あるいは、何か緊急事態に巻き込まれているのではないか、と。

できるだけ、返事は早く返しましょう。
あらかじめ連絡しておくのもいいでしょう。
とにかく、生きていることをアピールしましょう。

生きていなければ、だんだん忘れ去られていきます。
無視されたり距離を置かれてしまうのは、実はあなたの返事のなさが原因です。

返事は、生きるための原動力です。

即応。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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