#65 / 2001.09.02
低燃費を極めよう
燃費。
クルマを持つうえで、必要経費として真っ先に挙げられる費用だ。
一番燃費がかからないのは、すべて徒歩や交通機関を利用する方法だが、それではクルマを持つこと自体が、無駄になる。
そういう人には、むしろレンタカーをお勧めする。
東京や横浜のような大都市ならばそれでもよいが、地方ではそうも言ってられない。
ましてや通勤通学にクルマを使う場合、高燃費は切実な問題だろうし、石油の無駄遣いだ。
最近、トヨタ・ヴィッツやホンダ・フィットに、よくすれ違う。
低燃費をウリにしたクルマがよく売れているのも、うなずける。
driver誌2001年8月20日号(八重洲出版)を読んでいたら、燃費向上の記事が載っていた。
それを参考に、私の経験も交えながら、ここにいくつかまとめてみる。
- アクセルワーク
- できる限り一定速度 : アクセル踏み込み量=燃料使用量
- 「急」厳禁 : 発進、加速、停止は静かに。
- エンジンブレーキ : ガソリンを使わない惰性走行で減速する
1速シフトダウンする。AT車なら2(3)レンジに入れる。
- 一般道
- 道路状況の把握 : 先の信号に合わせながら加減速する
- 高速道
- 走行車線 : 100km/hで流れに乗る。
- 軽量化
- 荷物整頓 : 重量増はエンジン負荷を急激に高める。整理では無意味
- 軽量化 : 使わないパーツははずす。スキーキャリアは冬場だけ
- 意識向上
- エコドライブ意識 : 精神論。デジタル式燃料計で走行中の燃費表示
- 欧州式
- 早めの一定走行 : 一気に加速してすみやかに定速走行に移る
アクセルをふかす時間を減らす。
- 早めの一定走行 : 一気に加速してすみやかに定速走行に移る
- エンジン始動時
- 暖機運転 : エンジン始動直後に、1速に入れクラッチを繋ぐ
始動直後はしばらく回転数が高い
市街地だと邪魔になるので、人通りのないところ限定
ATでは暴走の危険性もあり、回転数が落ち着くまで待つのが無難
- 暖機運転 : エンジン始動直後に、1速に入れクラッチを繋ぐ
- アイドリングストップ
- 20秒以上停止 : 一回のエンジン始動でアイドリング10数秒分の燃料消費
- オイル/オイル添加剤
- 成分 : ベースオイル80%に各種添加剤20%を含む
- 長期愛用のために : できればメーカー推奨品がよい
- グレード : API規格SJ>SH>SG>SF迷わずSJを
- 適正温度 : マルチグレードオイルxxW-yy(適正温度幅)
xx : 適正温度幅下限yy : 適正温度幅上限
5W-30は、5〜30℃の目安
低燃費向けはxxが低いものが良い - 最近の傾向 : 油膜保持能力やオイル耐久性を高めたもの
有機モリブデン配合(フリクション低減効果高い)
- 燃料/燃料添加剤
- ガイアックス : アルコール系燃料。単価は安い。
- 燃料系波動添加剤 : 内燃機関の燃焼を助ける波動が含まれている
- 磁力系
- 炭化水素表面積増 : 炭化水素の組成を、磁力で均一かつ微細にする
サマリウム・コバルト磁石、ネオジウム磁石が使われている
直噴、インジェクタ、リーンバーン(希薄燃焼)に効果的
- 炭化水素表面積増 : 炭化水素の組成を、磁力で均一かつ微細にする
- 点火系
- プラグ : 点火プラグ、プラグコードが主流。体感度は高い
プラグコードは装着が簡単 - プラグの中心電極 : プラチナが一般的、イリジウムは高速むき
- プラグの効果 : 中低速トルク増、始動性向上、燃費向上
ノッキング減、アイドリング安定、排ガス浄化 - インデクシング : 接地電極の方向合わせ
インマニと90度の角度で接地電極を向ける
接地電極が陰になって、スワールの燃焼ロスを防ぐ
- プラグ : 点火プラグ、プラグコードが主流。体感度は高い
- 吸気系
- 目的 : 空気に磁力線をぶつけイオン化し、燃焼効率をあげる
- トルマリン : 電気石。ただし価格が高い
燃費向上、出力およびトルクアップ、排ガス浄化、黒煙減少
- 排気系
- 排ガス負圧発生装置 : 燃焼後の排ガスをスムーズに排出、価格高め
速度域で燃費向上がまちまち、ディーゼルは黒煙減少も
- 排ガス負圧発生装置 : 燃焼後の排ガスをスムーズに排出、価格高め
- その他
- 各系統1つが目安 : あまり干渉しすぎるのもよくない
- 省燃費タイア : ころがり抵抗減だけでなく、静粛性を高めたものも
- タイア空気圧向上 : 空気圧規定値より1割ほど多めに
- FF小型車
軽量、かつ駆動ロスが少ない。20km/Lを越える車種も登場 - 軽自動車
排気量に対して重い車重。低燃費小型車におされ気味。
ただし自動車税などの維持費用が安いので、最終的には安上がり - ハイブリッド
これからもっと進化するだろう分野。税制優遇制度の恩恵もある
官公庁や企業などでもっと普及すれば、地球にもやさしい
もっと低燃費に寄与する方法は、あると思う。
とにかく何事も、できるところからやるのがキモだ。
学んだことは、即、実践してみよう。