トップ > コラム > コラム No.647
 
トップ > コラム > コラム No.647

#647 / 2009.08.16

帰郷

走っていても、
止まっていても、
あなたがどこで何をしていようとも、
あの人は、きっとどこかで見守っていてくれています。

こんなに遠く離れた街なのに、いつだって隣にいてくれているのです。
本当に、ありがとう。

そっと手をあわせるためだけに、
くる年もくる年も、
わざわざ渋滞に巻き込まれて、人波をかきわけて帰ります。

正直、しんどいです。

でも、それでいいんだ、と思うのです。
そうでもしないと、つながりが切れてなくなってしまいそうですから。

一度でもしないことを選択すれば、すごく楽なのだろうと思います。
でも、それは常習化してしまうでしょう。
身についた楽な習慣は、きっと自分の力では辞められなくなるはずです。

だから、今年も繰り返すのです。
しないことはつまり、みずから接点を断ち切ってしまうものでしょう。

瞳を閉じればいつだって、想い出がまざまざとよみがえります。
過去の記憶は、否定しません。

過去があるから、今があります。
だから、帰るのです。
ありがとうを、伝えるために。

ありがとうを伝えよう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

サイト内リンク