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#643 / 2009.07.20

踏み込んで知るチカラ

最終目標は、楽になるために仕込んでおくことです。

この2週間、税金や利率、それから表計算ソフトと格闘していました。
結果、以下のものを作りました。

乗用車について維持費は理解していますが、貨物車は所持したことが無いので車検のタイミングや税額を知るいい機会でした。
ローンなどはまったく疎かったので、返済方式についてはじめて知りました。
そのために時間がかかったのですが、かけて良かったと考えています。

知るためのコスト

今は知るためのコスト、つまり情報料や時間は些細なものになりました。
ネットで検索すればほぼ間違いなく解説サイトにアクセスできて、しかもほとんど無料で済むのです。

でも、手軽にアクセスできるほど、反比例で頭には刻まれないものです。

例えば、維持費やローンなんかはシミュレーションしてくれるサイトがたくさんあります。
しかし、入力された値に対して計算された結果の数字しか出してくれません。
ここで数字だけ眺めて納得し、金銭コストを下げるとかそういうこともなしに終了してしまうのでしょう。

もちろんサイトに悪意はありません。
私達がどうしてその数字になったのかの根拠を知らないと、意味がありません。
お手軽に見つけた数字でよく咀嚼もせずに、ざっと読んでへぇと感心して終了するだけで、結局何も生み出さないのです。

理解できるレベルに至るまでのコストは、ケチった分だけ損をします。

例えば、ローンを組んだとします。
シミュレーションしたところ、本当の返済額は毎月10,000円なのに表示上は毎月13,000円でした。
そこで大半の人は、何も考えずにただ鵜呑みにします。
カバとライオンをアニメキャラにした法律相談所のCMではありませんが、返済時に過払いしていることだってあるのです。

確かに騙すのは悪ですが、知らずにホイホイ乗っかるのも悪いのです。
大人なのですから最低限の自衛は、して当たり前なのです。
そのために面倒とか時間が無い、お金が無い、と不満を言うことを辞めないと、いつまでもカモられます。

肝心なところをまったく知らないままにしておくことは、自分の責任です。

返済額の内、いくらが利息でいくらが元本だか知らないということはありませんか?
それはクルマで言えば、ボンネットを開けたことが無いとか、自分の命を預けるタイヤ交換すらも人まかせとか言うのと等しいです。
我が身に関わることなのに、人任せにして自分はよく知らないというのは、大胆ですが愚かです。

上っ面だけわかった気になっていても、バカのまま。

トラブルが起きると必ずこういう人がいます。
「ダメだよ、ちゃんとメンテしてくれなきゃ」とか「なんで教えてくれなかったの?」、と。

平和ボケもいいところで、危機意識が無さすぎです。

何か起こってからでは遅いのです。
何か起こる前にしっかりと自分でわかっていなければ、場合によっては命までも失うことを知らなければいけません。

理解するためのコストをケチってはいけません。

上っ面だけ知っていればOKという考えは、本当に身を滅ぼします。
みずから中身を知ろうとしなければ誰も教えてくれませんし、それによって起こさなくてもいいトラブルに巻き込まれたりします。

あとで苦しい思いをしないように、さまざまなものに興味を見出して将来の自分に役立てていくこと。
これが、後から楽になるための法則です。

今が苦しいのなら、それを愚痴らず、未来を楽にしていけばいいのです。
未来は現在の選択の結果なのです。

知的好奇心を探求しよう。

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