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#641 / 2009.07.06

ムダモノ

モノがモノを引き連れてきます。

たった1つだけのつもりでしょうが、本当はいくつも買ってしまうのです。
多くの人は新しく1台のクルマを買うと、無意識のうちに他のモノも一緒に買っています。

カーナビやホイール、タイヤ、それにエアロパーツ。
せいぜいこの程度かなと思って某家電量販店の無料パンフを眺めていたら、いろいろとドライブグッズが載っていました。

上記は実は、私がいいなぁと思っているものリストでもあります。
たしかにこれだけあったら、一人でも家族でもドライブが楽しくなること間違い無しですね。

いや、いくらなんでもそんなに付属品をつけないという人でも、自動車保険や駐車場の契約でお金を支払っているはずです。
実家だし親の保険に加入しているからそれも無い、というすねかじりの君でも、車検代や諸税は支払っているでしょう。

自動車購入においては純粋に1台のクルマを取得するだけでなく、付随するモノや権利にも対価を支払っていることになります。
1台のクルマには、いろいろなモノが乗っかっているのです。

モノがモノを引き寄せる。

結論は、こういうことです。
たった1つしか手に入れていないつもりでも、それが呼び水となってモノがどんどん増えていくのです。

モノが増えてそのために収納グッズを買ったりすると、今度はその収納グッズに入れたいとまたモノを買う。
そうしてモノが無いとさびしく思うようになり、どうでもいいものまで買ってしまうのです。
安いからとかご褒美だからとか、挙句の果てにはこの商品が私を呼んでいるからと自分を納得させてまで購買活動に走るのです。

モノで部屋は狭くなるし、出費も止められない。
モノを手に入れたがる癖を直さないと、もっともっと悲惨になります。

しかし、モノを買うことは悪ではありません。
そうではなくて、きちんとそのモノの価値を見極めていますかといいたいのです。

安いから買うのも、ご褒美に買うのも間違いではないのです。
大事なのは、そこまでして買うべきモノと判断できるか否か、です。

こう書くと、買うべきモノの判断なんて難しいと受け取られがちです。
逆です。買わなくて済むかを考えればいいのです。

単に見栄を張るだけだったり、没頭して時間を浪費してしまうモノなら買わなくていいのです。
また、あるといいな程度のモノも買う必要はありません。

昨今のメディアなどは「不要だから買わない」人を「やる気が無い」「草食系」などと揶揄する向きもあるようですが、それしきで流される必要はありません。
確かに先達の言葉は大事ですが、過去から意識を変えていない先達が放つ言葉は毒にも薬にもなりません。

本当に心底必要だと感じたものだけを買えばいいのです。
買うか買わないかは、あくまでも自分本位で決めるだけです。

価格でなく価値を見て買おう。

追記(2009.07.06記)

貧しい家ほどモノがあふれているものです。
でもそれは日本の話。
海外には、靴ひも1本すら買えない人がたくさんあふれているのですよ。

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