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#620 / 2009.02.09

Not ToDo List

やらなければいけないことが複数あるとき、やることをリスト化するとうまくいきます。

これは一般的にやることリスト(toDoList)と呼ばれます。
体裁はさまざまで、多くの人は無意識に作成したことがあるでしょう。
私などは内容と期限を箇条書きにささっと書いてしまうケースが大半ですが、これも立派なやることリストです。

しかし、この発想には盲点があります。
やることばかりで、やりたくないことの考慮がまったくなされていないことです。
あれもやるだのこれもやるだのばかりで、こいつはやらないとかそれは絶対やりたくないなんて項目を追加書きしないままにしてしまいやすいのです。

結論から言えば、やることリストがあるならば、やらないことリストがあってもいいと思うのです。

やらないことですから、単に自分が嫌だと感じることでもいいし、自分の信念に反すると強く感じる事柄など、とにかく列挙してみたものをすべて書き出してみるのです。
誰かに見せるわけではないのですから、変に遠慮する必要ありません。

ちなみに、私のやらないことリストは以下のとおりです。

  • 時間を浪費するだけの渋滞に極力はまらない
  • 限度を知って、自分の制御しきれない速度域に踏み込まない
  • 普段から蓄えているお金や能力を、時間や縁を活かせられる好機にはケチらない

他にも徹夜仕事に陥らない、不要な2次会に参加しないなどありますが、別の機会にあげることにします。

こうしてリスト化することで、あなたが本当にやりたくないことをあらためて認識してみるのです。
そうすると、本来あなたが何をしたかったのかが見えてくるはずです。

やらないことリストは、人生の羅針盤と言ってもいいでしょう。

仕事でもそうではありませんか?

  • 付き合い残業はしたくない。
  • 場が盛り上がって思わず悪口を言って、あとでトラブルを引き起こしたくない。
  • 本当は自分や家族のために時間を使いたいのに、仕方なく休日出勤を繰り返したくない。

勤めているならこれらはやむを得ない、嫌でもやるしかない、と、大半の人は考えます。

本当にそうでしょうか。
何らかの改善策も試みずにあきらめモードに入るのは、早計すぎます。
もしいろいろ試みていてそれでもダメと言うのなら、その業界自体に見切りをつけるというのも1つの手です。

それもなしにやらないことリストの項目をし続ける人は、奴隷とどこが違うのでしょうか?

わずかな時間やお金ほしさに、やりたくもないことを続ける人生なんて面白くないです。
そうせざるを得ないんだなんて声も聞こえてきそうですが、そもそもそんな状況を放置したままで今まで来てしまっていることのほうがよっぽど問題視すべきです。

いつだって動き出そうとする今日が吉日なのです。
やらないことリストを作って、自由に生きてみませんか?

タブーを明確にしよう。

追記(2009.02.09記)

私事で恐縮ですが、毎日平均15時間拘束、おまけに3週間休みなしなんて状況にあったりします。
そんな私に対しても書いています。
ちなみに私は、今年中盤には環境が劇的に改善します。もちろんするように仕向けました。

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