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#616 / 2009.01.12

富める人になる理由

お金ですべて買えるわけではありませんが、お金で困らない状況にしておくことは次の理由から大事だと思います。

  • 飢えで自分達の心が貧しくならないようにするため
  • たくさんの人達や書物、あるいは見聞から自分達の心を潤すため
  • 豊かになった自分が寄付やノウハウを伝えることで、たくさんの人達を富めるために手伝うため

でも、けして利己的のすすめではありません。
単に自分だけが満足できればそれで良しということではなくて、その恩恵を他の人達にも展開していくことで初めて完結するのです。

そもそも利己的なことは、結局、社会全体に負債が残るものです。
よく高速道路や新幹線を通す際に、遠回りになるのを知りながら地元に引き込もうとする人達がいます。

クルマとは離れますが、今、リニアモーターカーの路線で同様の問題が起きています。
東京〜名古屋〜大阪を直線的に結ぶ計画なのですが、直線上に無い諏訪市を無理やり通して欲しいと長野県知事が要求しています。

地図で見るとわかるのですが、直線で済むところ、長野県知事案では余計にコーナーが3つ増えるのです。
時速500kmでは曲がれないでしょうから、当然スピードダウンは否めません。

もしこの要求を鉄道会社が呑んでしまうと、遠回りした分だけ時間と料金に響きます。
それは将来の利用者である私達にも負担がかかることを意味しています。
また鉄道会社にも不利で、仮に長野県から建設費が出されたとしても、東京大阪間の飛行機便との競争に敗れるのは明白です。
さらに人口52,000人程度の諏訪市にリニアが通ったとしても、単なる通過地点に過ぎず大阪方面への人口流出に加担するだけでしょう。

どう考えてみても長野県知事の自己満足のみで、日本全体で見れば大きなマイナスです。

何が何でも自分のやりたいようにできるのは子供までです。
そんなことばかりやれば、人は離れジリ貧に陥るでしょう。

低燃費志向で走るときと思えばいいのです。
つまらない欲にかられず、まったり走行車線を走っていけばいいのです。

第一、譲ったところで命までとられるわけではありません。
自分が少し譲ることで、たくさんの人が幸せになれるのならば、それはそれでいいではないですか。

そういう器の大きい人から、富んでいくのです。

欲の一歩手前で引いて考えてみよう。

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