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#596 / 2008.08.25

お金の亡者

これは、トヨタの圧力ととられてもおかしくありません。

経済産業省が平成21年度税制改正で現行のエンジン排気量から走行1km当たり二酸化炭素(CO2)排出量に基準変更を検討している、と報じられました。
それにより予想されているのは、ハイブリッドカー優遇と軽自動車の実質増税です。

つまり、モーター併用のハイブリッドカーはCO2排出量が少ないため優遇となる可能性が高いでしょう。
代わりに軽自動車は660ccで900kg近い車体を動かすので、ほぼ同車重のヴィッツやフィットに比べ燃費で不利です。
1,300ccに比べアクセル開度が増すので、結果としてCO2排出量面でよろしくないと判断されるでしょう。

結果、単純に低燃費の小型車やハイブリッドカーへの買い替えを喚起しているわけですが、まったく感心できません。

軽自動車を持たずハイブリッドカーでシェアNo.1のトヨタと日本国政府しか幸せにならない施策です。
確かにトヨタは軽自動車大手のダイハツを連結子会社におさめていますが、どのみちダイハツ製のパッソやbBが売れればいいくらいの考えなのかもしれません。
政府も政府で、市県民税である軽自動車税に流れていたお金が自動車税で徴収できるだろうくらいにしか考えていないでしょう。

こと搾取になると、政府の対応が恐ろしく速い。
いやはや、本当にこの国は滅びますね。

なんでもかんでもお金を徴収しましょうでは、誰しも逃げるのは当たり前です。
そしていまだに「若者のクルマ離れ」を若者意識のせいで思考停止させているメディアもいるみたいですが、本質を隠していることにも辟易です。

国とトヨタとメディアは、お金の亡者。

今年6月8日に発生した秋葉原通り魔事件を覚えていますか?
その犯人はトヨタ系列の某工場に派遣されていたせいか、ワイドショーで話題にならなくなるまでが異様なほど速かったように覚えています。
もちろん偏見ですが、大スポンサーであるトヨタが根回しし、各メディアもそれに応じたと考えれば納得できます。
それに実質増税のある今回の施策も、メディアが若者のクルマ離れを強調することで本質を誤魔化し、内需拡大させる腹づもりがあるのかもしれません。

こんなデキレースにのせられる必要はありません。

すべての人がクルマに乗る時代は終わったし、誰しもがテレビを見る時代も終わった。
あまりに売国や無政策な人物が日本のトップになり久しくて、日本すらもある意味終わった。
そんな状態で、自動車会社やメディア、あまつさえ国家すら信頼できないのに、かつて成功したことと同じことをされて信じてくださいといわれても、無理です。

こんな時代こそ、自分の意思が強くないと生きていけません。

みんなの意見に従っていればまず間違いのなかった時代は、あきらかに過去の時代です。
今は、みんなと一緒だと下手すればいっぱい搾取されるような時代です。
タバコもお酒も増税したし、今度は自動車までも狙ってきました。

お金の亡者は、税制を改悪してでも大多数を狙えばボロ儲けできることを知っているのです。

逆に、こちらもお金の亡者となって反撃してもいいのかもしれません。
いっさいトヨタ車は買わず、テレビも新聞も見ず、国債すらも買わない。
お金を無心する人達に対して、こちらもお金がないと反撃するのです。

さすがに義務で払うお金はボイコットしてはいけませんが、それ以外なら選択肢からはずすことは可能でしょう。

はっきりと出さないものは出さないといえる強さこそが、自分の生活を守る大事な術なのです。

毅然と対応しよう。

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