疲弊逓減策
多分、生き延びるキーワードは「経済性」です。
医療、教育、ソフトウェア。
これらの産業だけではないのでしょうが、いずれもある共通項があります。
慢性的な人材不足と顧客のモラル低下で、現場ばかりが疲弊するというものです。
かつてはきつくて汚くて、そのうえ危険である職場を「3K」と呼んだそうです。
ところがいまや3Kならぬ「7K」もあるといいます。
7Kとは、
- きつい
- 厳しい
- 帰れない
- 規則が厳しい
- 休暇がとれない
- 化粧がのらない
- 結婚できない
の7つです。
昨今の医師不足やモンスターペアレント、あるいは成果主義問題をみていると、これらはもはや個人の力量レベルではなく法や国の力でしか根本解決できないでしょう。
とはいえ、わが国のここ10年近い政策を見ると日本国民のためになると思えない政策がかなり実施されています。
現政権の無策さだけでなく、意味不明な構造改革策や今年償還期限を迎える40兆円の国債についても、私自身は首を傾げたいです。
そんな状態ですから、これらの産業が近い将来、政府によって改善されるとは考えにくいです。
上記のことを簡単に言うなら、疲弊する人達はパリ・ダカール・ラリードライバーのようなものだと思うのです。
過酷で、個人やチームの力量頼みであり、しかも結果を求められる。
ただラリーと違うのは、たとえ無事に完走できても誰も報道してくれません。
本物のラリードライバーなら、走破性や技量勝負になるでしょう。
しかし私達はラリードライバーではありません。
走破性やスキルを高める云々の話でなく、まず舗装道路ともいうべき労働環境改善政策を実行できる政治家に投票することだと思うのです。
といっても、そんな政治家はなかなか見つかりません。
ならばむしろ、ラリードライバーをみずから辞退できるようにしておくのも策の1つです。
つまり職場、もしくは職自体を変えてみることも選択肢の1つだと思うのです。
そうすると生活費の遣いかたも変わってくるから、その前に経済性を身につけておきましょうということです。
それは単純に節約するだけでなく、自分から職を離れても当面困らない収入と貯蓄を用意しておきましょうということです。
疲弊を続けても、あなたが無事ゴールできるかはわかりません。
ですから労働環境改善政策を実行しろよと訴えることも大切ですが、まず自分の経済性を変えたほうが簡単だし実現しやすいのではないでしょうか。
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