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#586 / 2008.06.15

vs.火の車

走るだけで苦しむというのは、相当つらいです。

金融広報中央委員会によると、全世帯における貯蓄非保有世帯は2006年時点で22.9%存在するといいます。[PDF直リンク]
つまり全体の2割強の人達は、貯金がないことになります。
そこから極論すると日本国内を走る自動車の少なくとも20%は、実は「火の車」かもしれません。

ためしに外を見渡してみてください。

いろいろなクルマが走っていると思います。
乗用車、貨物車、大型車。
なかには高級車も多く走っています。

でもそういったクルマの持ち主達が、金銭的に余裕ある人達ばかりとは限らないのです。

とくに自動車は税金や駐車場代だのかかる金喰い虫でもありますから、あなたの財力なんておかまいなしにお金を奪っていきます。
好きなクルマに乗るのはかまいませんが、火の車だけは乗車拒否したほうがいいでしょう。

では、自身を火の車に陥らせないためにするためにはどうしたらよいでしょうか。
それは、収入があったら先に貯金して、残ったお金だけで生活すること。
たったこれだけです。

手取り額の4割近くを貯蓄にまわしている私自身の経験からいうと、最初に貯蓄する生活にシフトしたほうが効果的です。
保険を見直したりカードで生活費の負荷をやわらげることも大事ですが、やはり手元にお金があれば遣いたくなるのが人情です。

私もあると遣ってしまう性格です。
ならば、最初からないものとしてしまおうという発想です。

それでもお金が貯まらないなら、クルマ自体を地球と財布にやさしい小型車に替えればいいのです。

なかには、単純に苦しくなったらクルマを手放そうと勧める人達もいます。
これは間違いではないと思いますが、貧弱な鉄道網で地元のバス会社も破綻しかけたような地域に住んでいる人間として言わせてもらえば、単にクルマを手放せではあまりに無責任すぎて発言者の見識すら疑いたくなります。

とりあえず、手放さなくても済むように自分で仕組みを作っていくことです。
それには、保険を見直したりカードを知ることも大事ですが、なによりまず、蓄えを先行させることです。

つまり周囲をあてにせずできるだけ自衛していけば、手放すまでもなくなるということです。

余裕資金だけで走ろう。

追記(2008.06.15記)

お金がないと嘆く前に、どうしたら残せるかとあなたは考えますか?
少ない資金でも、意外とやっていけるものですよ。

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