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#556 / 2007.12.03

ノーポインタ

提示された数値に裏がない、とは限りません。

よく使われる言葉の中に「ポイント」というものがあります。
クレジットカードやショップなど経済活動のある場所では一般的に用いられ、皆さんもよく使っていることでしょう。

大半の人は何かを購入しようとする時、必ずと言っていいほどポイントの存在を気にします。
どれだけポイントが貯まりやすいか、また遣いやすいかを考えては、お金を遣っています。

こういう制度を使いこなしている人をやりくり上手と言うのなら、私は極度のやりくり下手です。

なぜなら私自身、基本的にポイントカードは持ち歩きません。
ポイントなんて把握していないし、ガソリンならセルフスタンドか出光(出光カードまいどプラス使用)で給油しています。

確かに大手電器店のポイントを有効利用させてもらったことは何度かあります。
私にとってはその程度でしかなく、使用状況の限られるポイントをもらうよりは値引きのほうがいいです。

むしろポイントシステムにどっぷり浸かることが怖いとすら考えています。
数百円を得するためのポイント集めで不要なものまで買うのは嫌だし、ポイント還元前に倒産されたら無意味です。
そもそも、ショップやカード会社が作った販促システムに喜んで乗せられる義理はありません。

示されている数字ひとつに一喜一憂することは、思考力を奪われているに等しいです。

見かけの数字でなんとなく得だとか安心安全だとか感じてしまうことは、もはや間違いではないかと思うのです。

食品の賞味期限偽装事件が起こるたび安全管理を指摘され、忘れた頃に別の偽装事件が発覚する世の中です。
偽装はよくないことですが、示された数字を100%信頼して腹を立てるだけでもいけないのではないでしょうか?

クルマの燃料計と一緒です。
クルマによっては燃料計の精度がいまいちで、満タンの半分を切ると途端にガクンと落ちることもあります。
精度を疑いたくなりますが、しかしそれで腹を立てている人は見たことがありません。
食品ではないだけに、そういう仕様なのだとある意味割り切っているのかもしれません。

数値化されたデータは、量もわかるし数値同士の比較もできます。
でも、あくまで判断材料の1つに過ぎないのです。

100%信じるばかりが常識ではありません。
それらしい数値をじっくり疑ってみることが、これからの最大のリスク回避なのかもしれません。

目先の数値を疑おう。

追記(2007.12.03記)

最近は、燃料タンク形状が複雑化してなかなか正確に示しにくいようですね。
ヤバイと思ったら、給油に行きましょう。

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