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#555 / 2007.11.25

女神の微笑み

どうして自分は生きているのでしょう?

誰しもが考えたことがある、永遠の疑問。
実は私も、まだ答えが見つかっていません。

ただ生きるだけならまだしも、楽より苦ばかりがより印象に残りやすいものです。
事故で動けなくなったとか、自己破産で細々と生きているとか。

生きることが不安であり最大のリスクなのじゃないか、と思うこともままあります。

生きていればこそお腹も減るし、お金もかかる。
ときにはプライドを思いっきり傷つけられる時もあります。

だから死にたいとか、逃げ出したいとか。
私も同じ人間だからそう言いたいときがいっぱいあるのは、わかります。

けれども、必要以上に不安がってもしかたないとも思うのです。
たとえどんなに保険をかけたとしても、死亡リスクが0になるわけではなく経済的負担をやわらげるに過ぎません。

1人で運転しているとき、つまり自分の時間を過ごしているとき、哲学的にいろいろ考えたりするものです。

喜びも、悲しみも。
怒りも、虚しさも。

感情や欲望など、人間にはさまざまな思いがあります。
しかし生きることに比べれば、意外とちっぽけなことなのかもしれません。

逃避もそうだと思うのです。
被害を喰らわないために逃避することは防衛策として有効ですが、学ぶことは少ないです。

人生のリスクは0ではありません。
しかし、その1つひとつに真摯に向き合ってみるのです。
けして逃避ばかりでは得られない、大事な智恵を知ることができるはずです。

女神はそんなあなたにこそ、きっと微笑みます。

つらい時こそ、向き合おう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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