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#517 / 2007.06.09

たぐり寄せドライブ

クルマは、運をたぐり寄せる道具です。

運をたぐり寄せるとは、自分を豊かにしてくれるたくさんの人達に会うため、という意味です。
運は待っていても訪れません。
みずからたぐり寄せて少しずつ運をつかんでいくのです。

しかし多くの人は、疑問を抱きます。
クルマを使わずともコミュニケーションはとれるでしょう、と。

確かに、ケータイやメール等の情報伝達手段があるのでコミュニケーションは不自由しません。
最近ではソーシャルネットワークサービス(SNS)で、コミュニケーションが密になった人もいます。

極端なことを言えば、電波さえ届けば24時間送受信OKなのです。
大震災のようなよっぽどのことがない限り、コミュニケーションは手軽にとれてしまいます。

ここが、落とし穴です。

他人の電話番号やメールアドレスをたくさん知ると、勘違いを起こすのです。
こんなに他人とコミュニケーションがとれるから、と人脈が増えたような気がしてしまうのです。

そもそも数が多いからといって、すべてが深い付き合いをしているとは限りません。
いくら名刺をいただいても、mixiで登録したマイミクシィ数が多くても、関係ないのです。

例えば、ドライブ中にあなたのクルマがトラブったとき、助けてくれる友人は何人いますか?
そんな状況に陥った時、あなたの本当の人脈が見えてくるのです。

きっと電波つながりだけの人は、助けに来てくれないかもしれません。
名刺つながりの人は、あなたとは仕事だけのつながりしかないケースが大半です。
またいくら友人であっても、あなたと相性が合わなかったら来ないでしょう。
波風を立てたくないとばかりに、とりあえず親しいフリをしていることもあるのです。

コミュニケーションや人脈という言葉にとらわれていると、幻を見るかもしれません。
自分は親しいつもりなのに、相手はそう考えていないと途端に悲しくなります。

ここでさらに勘違いする人は、相手を無理やり振り向かせようとしてしまいます。
相手を責めたり、ストーカー的に詰め寄ったりするのです。

そうではなくて、自分から頻繁に歩み寄っていくのです。

足しげく自分から近づいては、他愛もない話をしてみるのです。
それをいろんな人に仕掛けてみるのです。

そのなかで、本当に心の底から会いたいと感じる人が見つかるでしょう。
そしてそういう人ほど、遠方にいる人だったりするのです。
そのとき、クルマを頻繁に使うことになるでしょう。
クルマなしではたどり着けない地域が、この日本にはまだまだたくさんあるのです。

連絡手段を知っていることが、人脈ではありません。
接触回数を増やせるフットワークを持つことが、人脈につながるのです。

実際に会って親密度を深めよう。

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