トップ > コラム > コラム No.500
 
トップ > コラム > コラム No.500

#500 / 2007.02.11

凛然凛乎

今のこの国に凛乎(りんこ)なんて微塵もない、と思わずにはいられません。

私は聖人君子ではないので、声を大にして言いません。
でも、足かけ8年もコラムを書いてきてこの国はこんな有様なのかと思うと、悲しくもなります。

1週間でいいから、街なかを走ってみてください。

道端の好きな場所に停めてみたり、煽ったり、ポイ捨てしたり。
あげく、飲酒運転でつかまるのが公務員だったりする時代です。

ドライバーだけではありません。
血税をわけのわからない道路に充てたり、 道路整備以外の多用途に流用したりするお役人もいます。

かと思えばさらにもう1つ、新しい世代も気になります。
世間は団塊世代の大量退職問題を憂えているようですが、 利己的な親とゆとり教育とやらで育ってきたお子さま達が、免許をとり始めるのがもっと怖いです。

給食費を滞納したり、クレームを言いに学校にすっ飛んでくる親がいるともいいます。
もしや、お子様たちが18歳になって教習所に通うようになっても同じことをするのではないでしょうか?
すべての親がそうだとは言いませんが、身勝手な親はとことん身勝手なものです。

2000年代は学級崩壊で、2010年代は公道崩壊。
本気で笑えません。

一部のやりたい人間が好き勝手なことをやる背後で、
大部分のまっとうな人間が迷惑をこうむりながら、手をこまねいています。

いま流行りの「美しい国」というのは、こういうことなのですか?


たぶんこのまま行ったとしても、状況が改善するとは思えません。
堕ちたモラルで行かないために、私たちは何をすればいいのでしょうか?

もしかしたら、姿勢をただすことではないでしょうか?

過去にも書きましたが、堕落しているときほど自分の姿勢の悪さに気づかないものです。
しかも、姿勢が悪いなりに運転できてしまうから、なお気づかないのです。

自分で横から見てください。
猫背ではないですか?
あごが突きでていませんか?

私たちは人類なのですから、サルみたいな真似しなくてもいいのではないですか?
姿勢は、こまめに直しましょう。

まずは、運転姿勢が正しいか見直してみてください。

私は、それを強く喚起したいのです。
そして、少なくともドライバー一人ひとりのモラル向上に繋がればいいと考えています。


正直、国の現状に触れるような話はしたくありません。
だいたい必ず、それは制度がどうだと批判する人間が出るからです。
批判はいいのですが、口だけで代案を出すとか行動を起こさない人間が多すぎるのです。

言ったとおり、私は聖人君子ではないからわからないことだらけです。
ひととおり調べてなお、遠回りだとか実現性の薄いことを言っていると感じるときも、時々あります。

それでも書くのは、このコラムで一人でも変えることができたらという想いからです。

ニヒルに「それは無理」と見抜くことは、ものすごい簡単です。
実現不可の公算が高いから手を出さない、というのは見識です。

あくまでも仕事なら、私はそういう選択もします。
でも、これは仕事ではありません。
仕事とはもっと別の、一個人のドライバーとしての熱い感情から書いているにすぎません。

グダグダ評論家ぶってなんにもしないのと、 効果があるかわからないけれど、とりあえず行動して結果を即フィードバックするのと。

私は、迷わず後者を取ります。

何もしないで後悔はしたくないのです。
できることは、なんでも行動していく。
それが、たまたま当サイトという形になっているだけで、あなたがこれを読んでくれているのです。
本当にありがたいことです。

結局、自分が動かないと何も状況は変わらないものですからね。
まだまだ、コラムを書かせてもらいますよ。

あらためて姿勢を見直そう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

サイト内リンク