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#483 / 2006.10.19

郷土愛ナンバー

去る平成18年10月10日、自動車ナンバーの地名に新しく18地域が追加されました。
いわゆる「ご当地ナンバー」です。
ざっと挙げると、次の通りです。(カッコ内は府県名)

仙台(宮城)、会津(福島)、那須(栃木)、高崎(群馬)、 柏、成田(ともに千葉)、川越(埼玉)、金沢(石川)、諏訪(長野)、伊豆(静岡)、 岡崎、豊田、一宮(これらは愛知)、鈴鹿(三重)、堺(大阪)、倉敷(岡山)、下関(山口)。
翌年2月13日には、上記に加えてつくば(茨城)も導入されます。

各地域とも並々ならないナンバー新設活動が繰り広げられました。
署名活動はもちろん、会津のようにナンバー新設実現を謳ったステッカーまであったものです。

そんなナンバー新設活動に、地域に生きる人達の郷土愛が垣間見れたような気がします。
なんというか、甲子園に行って地元代表校をみんなで応援するような感覚です。
結構、みんな本当は地元が大好きなんだ、と感じました。

考えてみれば、故郷を愛せることというのは、本当はありがたいことなんだと思うのです。

世界を見てください。
内戦の絶えない国や、独裁者の支配下にある国。
超極端に貧富の差が激しい国がまだまだ現実に存在するのです。

もしそこで生まれていたら、きっと悲惨です。
今日を生きられるかわからないだの、隠密裏に国外脱出するしかないだの。
生きる代償に、常になにかの悲壮感を持たされていたかもしれない。
そんな状況で郷土愛がもてますか?

そう考えると、その土地で生きていくだけの余裕があるというだけで充分ありがたいのです。
ナンバーの地名がカッコいいとかダサいとか、そんなのはどうでもよくなります。

郷土を愛していますか?

もしかしたらあなたは、無駄に爆音を立てて、他人に迷惑を与えているかもしれません。
もしかしたらあなたは、無駄にアイドリングをかけて、空気を人一倍汚しているかもしれません。
でも、もしかしたらあなたの行動1つで、街や景色はきれいに変わっていくかもしれません。

郷土愛を持とうとかそんな大それたことは言いません。
でも少なくとも、生まれ育った郷土には、1つでも良い形で還元したいものです。

感謝の気持ちを還元しよう。

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